高橋洋一 ランキング!

高橋洋一 戦後経済史は嘘ばかり (PHP新書)

近年、私はアジアの発展途上国の記事を読む機会が増えるとともに、自分が子どもだった日米貿易摩擦やバブル経済の時代の経済政策は一体どんなものだったのかということに関心を持つようになったが、手軽に読める書籍がなかなか見つからなかったので、本書を手にした。政治経済のトピックは身近ではあるものの、自分の理想や思い込みにとらわれがちなので、「べきだ」から「はずだ」(p25)という視点でものごとを考え、自分の理論にこだわって、データを否定するのではなく、自分の理論を修正する態度のあり方が本書の冒頭で説かれている。似たような表現として、「批判する人」と「学ぶ人」もしくは「こちこちマインドセット」と「しなやかマインドセット」が挙げられる。本書によると、「バブル期はものすごく経済の調子がよく、経済成長率も非常に高かった」、「金余り」というのは誤りであるとのことである。当時の経済成長率は、先進国水準ではごく平均、一般物価はそれほど上がっていなかったとのことである (p144)。本当に金余りの状態、つまり、通貨供給量が多すぎるのであれば、インフレが起きているはずであるがそうではない (p162)。高騰していたのは株価と不動産で、主因は法律と規制の不備によるものとのこと。株価が急騰していたのはマネーがあふれていたのではなく、株式売買の異常な高さの回転率に由来し、それにつられて、一般投資家も株に手を出したとのことである (p154)。当時は、証券会社や信託銀行に運用を任せる金融商品が流行っており、事実上の損失補填やニギリと呼ばれる事実上の利回り保証が横行し、銀行が株式購入資金に融資をしていた (p150、152-153)。資産インフレは当時の大蔵省の通達 (営業特金禁止通達、不動産融資総量規制通達) により収まった (p158-159)。通達にしたのは法改正では間に合わなかったためで、著者が起草した通達は後の証券取引法に取り込まれた (p156)。後の FRB 議長となるバーナンキ教授 (当時) によると、金融政策の判断基準は一般物価であり、資産価格は一般物価に波及しないかぎり、見る必要がないことがセオリーとのこと (p164)。当時の日銀は資産価格と一般物価をわけて考えず、1つの経済状態として扱い (p146)、一般物価が安定していてインフレが起きていないにもかかわらず、金融引き締めをしたのに対して、日本のバブル経済のことも学んでいたバーナンキ教授は、同じく取引規制で資産インフレが崩壊したリーマン・ショックの後で、一般物価が急落したことを受けて、セオリーどおりに金融緩和を実施して、アメリカの経済を回復させた (p166-167)。 戦後経済史は嘘ばかり (PHP新書) 関連情報

高橋洋一 LIVE DECADE 1990-1999

矢沢のライブアルバムやライブビデオは結構数が出ておりますが、このアルバムが一番まとまっているのではと思います。
映像が無くてもライブシーンが目の前に現れます。 LIVE DECADE 1990-1999 関連情報

高橋洋一 世界のニュースがわかる! 図解地政学入門

学生の頃、歴史を勉強するのが大嫌いでした。特に世界史。でも、社会人になって新聞を読むようになり世界で起きていることを知るうちに世界の歴史をもう一度学んでみたいと思うようになりました。ただ暗記すのが嫌だった私は国や地域が置かれた「地理的条件」から歴史や出来事を考える地政学の本書を試してみました。自分が小中高等学校で学んだ歴史を違った視点から理解することができました。また、人類が起こしてきた戦争を死者数の多さ順に並べた表といった自分では普段見つけられないようなデータも見ることができます。歴史だけでなく、本を読んでからはニュースも理解しやすくなりました。 世界のニュースがわかる! 図解地政学入門 関連情報

高橋洋一 (164)よろしくメカドック 音楽集

学生時代にLPがどうしても入手出来なくてあきらめかけていたら、限定発売されていることを知り即購入!!長年の夢が叶って感謝感激です!!まさにドライブに最適な音楽集です。限定生産のため購入はお早めに…。 (164)よろしくメカドック 音楽集 関連情報

高橋洋一 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる (光文社新書)

前半は最近の統計学の一般論、後半は「世の中のカラクリ」の具体的事例として財務省や日本銀行の発表する数字の「カラクリ」を解説しています。そういった「カラクリ」を用いざるを得ない、古巣の財務省や日本銀行の体質批判までしっかりと書かれているので、面白く読めました。政治的な提言としても数字の裏付けがしっかりとしているように思えました。
個人的にはなかなか理解できなかった「乳がん検診」のα、β誤り問題の解き方がすとんと腑に落ちたのが大きな収穫でした。またしばらく統計学から離れているので、ベイズ統計という考え方と、それが実際に用いられている様は面白く読めました。 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる (光文社新書) 関連情報



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