「茶の袋物」「続茶の袋物」で茶道に使う仕覆や和装袋物類の作り方を一般に広く紹介した大沢和子+小林実千世さんコンビによる3冊目の袋物の本です。
タイトルで「型紙付き」とあるので超初心者向けの入門本かと思いましたが、全く当てが外れました。むしろ新提案のニュー袋物・仕覆の紹介をする本と言った方が正しいです。野点籠+風呂敷もどき?の「茶数寄」や、「数寄屋袋」の新バージョン、「数寄屋袋」の別バージョンとおぼしき「茶席用小物
収納バッグ」、懐紙はさみの別バージョン「前ポケット付き小物入れ」、「志野袋」もどきの「縁袋」、竹を使った和装バッグ「竹棒付き手提げ」が紹介されています。
茶道に関心のある人が、全く無知なところから小物を作るために買う本ではないと感じました。むしろいろんな小物を作った人が新たに小物を作るときに参考にした方がいいと思った本です。
Mr J. Muzacz!
日本人が忘れていたもの?!365日の日々を通して・・・
彼の人格を感じる一冊です。
今後の活躍を楽しみにしています。