河下先生の久しぶりの新刊!ついにきた〜って感じです!
今作は、季刊であるSQ19での連載ということで、河下先生自身もいつもの週刊での連載とは違った気持ちで今作「Gえでぃしょん」には、望めたのではないかと思う。
いちご100%以降、先生も様々な葛藤があったと思う。
いちご100%を越える作品が書けない・・・。新しく始めた連載もあまり人気が出ず打ち切り…。
好きな漫画家という仕事が、嫌いになったことだってあるかもしれない。
でも、今作は違います。
今回の作品を連載するに当たり、先生自身、漫画家ですから、・・・打ち切りだとか、人気だとか、もちろん意識はしたでしょう。
でも、それ以上に、心からマンガを書くことを楽しんでいる。そんな姿が見て取れます。
「あとがき」にはそんな先生の思いがぎっしり詰まっていると思います。
「あまり期待しない方がいい。打ち切りは逃れられず…」みたいな発言を他のレビューさんがしていますが、何の保証もないですが・・・、それは違う!!と思いたい。
いままでは、不本意に作品が終わることも多々あったでしょう。
しかし、今回の作品は河下先生としても納得したうえで、次のステップに進むために、作品に終止符を打ったのではないでしょうか?
この作品は河下先生自信も、最後まで自分のマンガを貫き通せたのではないかでしょうか?。
河下水希先生の次回作、本当に楽しみです。
次回、週刊で連載する時は、きっとまたいちご100%に並ぶ、いや、それを超す傑作が生まれえるのではないか・・・そんな気がします。
河下水希先生の作品としては、
H的な要素はない本作は珍しいのではないでしょうか
江戸時代の便利屋を描いた物語
タイトルの「てとくち」は初めは何かと思いましたが
「手と口」なんでしょうね
幼少期の事件を契機に口が達者になった主人公と
ある事件をきっかけに、剣の腕のたつ便利屋をすることになったヒロインとの
ドタバタを描いています
事件の解決にあたり、推理的な要素もはいりますが
固い感じはなく、さくさく読めるのがいいですね
今までの作品と異なり、ラブコメ的な感じがないので
これからどうなるのかわからないといった印象でした
SQジャンプでは、八重の桜 ですでに時代物が連載されているので
時代物と重なる本作ではありますが
推理モノとしてはコナンや金田一ほど
疲れないので気楽に読めるのがいいですね