転校生である主人公がクラスメートから制裁を受け、一人ずつ復讐していく
学園リベンジ・バイオレンス。
自分もそうでしたが、
ジャケットから想像されるスラッシャーやホラー系だと
思って観賞すると、恐らく肩すかしを食らいます。どちらかと言えば、
"ニューシネマの雰囲気をもつ計画殺人ムービー"といったところでしょうか。
見所のエロはというと、キンバリー・ベック(『
マーニー』『
インデペンデンス・デイ』)
の自身唯一となるフルヌードシーンを皮切りに他の女優もちらほら脱ぎますが、
作中頻繁に出てくる訳ではなく、加えて【STORY】に既述されている
「不良たちの暴行事件」シーンでも胸出し程度なので、過度の期待は持たない方が
よろしいかと思います。
もう1つの見所であるバリエーションに富んだ殺人シーンですが、既に【商品の説明】
に記述されているので割愛するとして、この作品が単なるリベンジムービーとして
括れない理由があります。
これは本作が"復讐を果たしてエンドロール"という通常の流れではないことと、
復讐以降の主人公がクラスメートと話す際に見せるなんともやるせない表情から
感じたことですが、「目先の解決より根本的解決の必要性」というテーマを
考えさせられました。学園ものなので"イジメ"の問題を連想するのは然りですが、
社会問題以外にも身近にある様々な物事に当てはまるテーマかと思います。
まあ単に自分が仕事での業務面において、丁度このテーマに直面しているから
余計に感じたことかもしれませんが(笑)
何れにせよ、趣向を変えたリベンジムービーを観てみたい方にはオススメです。
意外にこの人物がリッチーコッツエンのライバルかもね。そんな気がする。最近はこのひと、フラメンコギターのアルバム=見事=をリリースしたりして。いろんなプロジェクトもやっている=テリーボジオ/トニーレヴィンとなんかやってるしね。センスがよし、テクがあり、ルックスもよいというとんでもない人材なのだ、この人は。なんでもできてしまう音楽的な才能とセンスがずばぬけている。このアルバムは彼自身が唯一率いたバンド作品であり、これ以後はサポートギタリスト人生を歩むことになる。彼のセンスがすごいのはビリーアイドルとやっている時にすごく感じた。トリッキーな演奏方法がイタについていて、違和感がなかったのだ。曲に対してのアレンジのセンスがその当時ぶっとんでいた、日本の若いギタリスト=プロがかなりsteve stevensの真似してたもんね。そんだけ、彼の存在自体がかっこいいつうことだね。おすすめは5)soul on ice であり、彼の美学が色濃く出ている。そう彼のギターはシャープでソリッドでなおかつバランスがよくどんな音楽にも対応できる幅広い間口を持つ。センスがよくシャープなのだから完璧である。ヴォーカルが違う人物=ジョンコラビで録音してくれてたらね、もっと緊張感あっていいのにね。