岡崎京子の傑作を蜷川実花が映画化した作品。岡崎京子が描いた主人公の狂気を
沢尻エリカは高い演技で表現をしている。ヌードをも惜しげなく披露しての集中力溢れる演技は、観る者をその異常な世界へと強烈に引き込ませる。また、カラフルで独特な世界を表現した映像美は、ピーター・グリーナウェイを彷彿させる。この映像美だけでも、この映画はそれなりの価値があると思う。また、内容に関しても原作に忠実であり、岡崎京子のファンもそれなりに納得できるストーリーである。
それにも関わらず、この映画は傑作と評するには及ばない。それは、脇役である主人公のマネージャーの羽田を演じる寺島しのぶがミスキャストであるからだ。寺島しのぶの演技は悪くない。しかし、その驚くべきおばさんぶりが(恋人を最初、息子かと思ってしまったくらいだ)、主人公であるりりこの性的ないたぶりを極めて興醒めなものとしてしまっている。せっかく、
桃井かおりや
原田美枝子といったベテランがいい味を出しているにも関わらず、寺島しのぶによって、この映画は結構、台無しになってしまっている。とても残念である。
さて特典DISCであるが、メイキングが約60分もあり、これはファンには相当、嬉しい得点ではないかと思われる。インタビューも監督と主演の
沢尻エリカのものがあったり、未公開シーンも30分以上あったりと充実している。
”ふつうの人々が生きるいくさの世”に惹かれて買ってしまいました。
実に人間味の溢れる小説だと思いました。いろんな登場人物の視点から話が進行していきますが、上手く調和が取れていてすっきりしている。
読み始めたら一気に読んでしまえる爽快感がありますよ。
”忠
犬クロガネ”がいい味出してます!!
事件の検察官ヴィンセントブリオシが後に出した本を下敷きにして
ドキュメンタリー
タッチでマンソンファミリーとシャロンテート事件を再現した映画
作られたのが76年のまだ記憶が生々しい頃ということで
実際の雰囲気はこんな感じなのだろうなという感じはよく出ている
法廷での証言と実際の事件を交互に進行させるよくある手法で
思ったよりまじめに作られているので映画としてはかったるい
エロやグロも思ったよりかなり控えめ
事件の検察官ヴィンセントブリオシが後に出した本を下敷きにして
ドキュメンタリー
タッチでマンソンファミリーとシャロンテート事件を再現した映画
作られたのが76年のまだ記憶が生々しい頃ということで
実際の雰囲気はこんな感じなのだろうなという感じはよく出ている
法廷での証言と実際の事件を交互に進行させるよくある手法で
思ったよりまじめに作られているので映画としてはかったるい
エロやグロも思ったよりかなり控えめ