当時、このアルバムを含む一連の細野晴臣さんプロデュースの作品たちは、衝撃をもって僕らアーケードゲーマーに受け止められたのを今でも覚えています。ナムコの曲はイイ、気のせいじゃない、ゲームの音楽だって、いいものはいいんだ!と、自信を持って言えるようになったのは、とにかくこれらアルバムが発売されてくれたからだと今でも思っています。 そしてこのスーバーゼビウス。これはビデオゲームに独自の世界観というかSF感を盛り込んだエポックメイキング的作品に、さらに奥深く突っ込んでいくためのマストアイテムでした。ガストノッチ。この言葉は僕ら世代を共有したゲーマーたちの一種符号というか合言葉みたいなものですね(笑)。今の若い人も、これを聴いてガストノッチな気分になれる?興味津々です。
いわゆるペーパーアドベンチャーゲームです。 内容云々よりは、あのゼビウスがペーパーアドベンチャーに なっているという点で、来世への貴重な資料になると 思います。
カードサイズや角、紙質などによるコストの違いを遊戯王やMTG、ポケモンなどの身近なカードゲームで解説されており理解しやすく面白かったです。 TVゲームのデザインに関する本はたくさんあるのに、カードゲームのデザインについて詳しく書かれている本が見つからない…と悩んでいた自分にとってはとても助かりました。
前作のあの「ゼビウス」の続編ゲーム。 基本的にゼビウスのようなシューティングなのですが、 今作は「謎解き」に重点がおかれています。 ただ、謎解きに比重がおかれた故に、シューティング ゲームとしての楽しみが半減してしまった感がぬぐえません。 また謎解きといえどそのプロセスはイマイチ楽しめるものではなく、 結局中途半端なゲームになってしまっています。
前半は基板から収録のゲームミュージック、後半はアレンジとオリジナル曲で構成されています。まさにナムコ黄金期、1985年頃の作品群が収録されています。グロブダーのシンプルな音声展開に原点回帰を感じつつ、メトロクロスの洒落た雰囲気に驚き、ギャプラスの宇宙をイメージさせるネームレジスト・ゲームオーバー曲に酔いしれつつ、その効果音の美しさにまた酔い、そしてドルアーガの重厚感溢れるサウンドでシメる。最高の出来です。オリジナルの方も楽しげだったり荘厳だったり。のちにこの中の1曲が、ホッピングマッピーのメインテーマとして使われたのはナムコファンの間では有名な話です。一応ホッピングマッピーもアルバムになっているはずなんですが、是非こちらのオリジナルを聴いておいてほしいです。 これら細野氏プロデュースの三部作、どれを取っても秀作揃いですよ。
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