先日FM radioで初めて聞いて（「FLYOVER」）アルバムを聞いてみたくなり買ってみた。サウンド的に新しさは感じないもののトリッキーで面白い。全体的に同じ感じなんで他のアルバムはいいやって感じ。パッケージでフィルムが無く袋にも入ってないので中古ＣＤを買ったような気分。せめてケースの端を透明テープで貼るとかすればいいのに。店頭で中身だけ捕られるなんて事にならなきゃよいが。

ダンスミュージックともとれるし、ミクスチャーのバンドサウンドともとれるし、レゲエともとれる。
あえてこのサウンドに名前をつけるとするなら、最強のレベルミュージック。
思わず目を背けたくなってしまうような、強く反抗するリリック。
そのリリックが乗る、深みがありながらも疾走するサウンドはレベルを表現する。
老若男女、国境を越えて、それが通じるのではないだろうか。
もちろん、世界から注目され続けているADFである。
毎回毎回、想像以上のもの、想像まで至らなかったものを私たちに見せつけてくれる。
信ずるべきものが消えゆく今、
私たちが見なければいけない現実と、守りつづけるべき精神を教えてくれるのがADFだ。
１曲１曲、いや、１音１音がヘヴィな音で、胸に響く。
プロデューサーにはadrian sherwoodを起用。
聴かないわけにいかないでしょう。
M1“FORTRESS EUROPE”のremix盤も必聴！