ヒッチコック映画も60年代になるとマンネリ化のせいか、面白みに欠けるところが見え始めて来ました。その反面、1963年リリースの007シリーズの第一作『ドクター・ノー』のような50年代にはないアクション映画も出現し、
ハリウッド映画もテレビの普及により、よりリアルで迫真にせまる作品が好まれるようになってきた。
それを象徴するかのように、ショーン・コネリーはこの時期の
ヒッチコック映画に正にぴったりの男優だったのではないでしょうか? ブロンド女優とイギリス男優を好む
ヒッチコック監督ならではのキャスト陣でした。
1964年リリース『007
ロシアより愛をこめて』を撮り終えてのショーン・コネリーの演技がどうしてもジェームス・ボンドに見えてきてならない。特に、マーニ(ティッピー・へドレン)に対する懐疑的な洞察力などや、過去の経歴などを探るところなどは諜報部員としての007を演じているみたいだった。また、どうしてもマーニーもそうだが、助演のダイアン・ベーカーがボンド・ガールのように見えてくるのもおかしなものですね。少なくとも、この作品に関しては、若きショーン・コネリーが出演しているところに見ごたえを感じることになるでしょう。
前作の『鳥』でゴールデン・グローブ新人賞を受賞したティッピー・ヘドレンはご存知のように『ワーキング・ガール』でおなじみのメラニー・グリフィスを娘に持つ女優で70歳を超えてからも美しさを保ち続けている名女優です。
物語は、アンが、「おばさま」に見送られ、汽車に乗って田舎への一人旅に出るところから始まります。アンは子供なのに、行き先は両親の待つ家ではなさそう。「おばさま」はとても優しく接してくれているのに、何やら距離感が。そして、旅行にでるというのに、アンはなにやら楽しくなさそう。。。。
読み終わるまでやめられませんでした。
Classyです。心温まります。
次の
ジブリアニメの原作です。
日本語版は、岩波少年文庫から「思い出のマーニー」という
タイトルで出ているようです。
物語は、アンが、「おばさま」に見送られ、汽車に乗って田舎への一人旅に出るところから始まります。アンは子供なのに、行き先は両親の待つ家ではなさそう。「おばさま」はとても優しく接してくれているのに、何やら距離感が。そして、旅行にでるというのに、アンはなにやら楽しくなさそう。。。。
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日本語版は、岩波少年文庫から「思い出のマーニー」という
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