正直、彼女の存在を知ったのは皮肉な事に訃報のニュースを見た時。「またマスコミの煽り報道か…」そう思った時流れてきたのがこのアルバムの曲だったアメージング・グレイスでした。正直ここまで「歌い切った」曲を聞いたのは滅多にありません。アイドル量産時代の80年代からここまでの歌唱力を身に付けた彼女はきっと歌う事が好きでしょうがなかったのでしょう…。正に映画のような人生を歩んできた彼女の終幕は決して幸せとは言い切れないものかもしれません。ですが、歌と巡り合った彼女自身にとっては幸福に満ちていた38年の人生だったと思いたいものです。お疲れ様でした。
以前、アイドルのグラビアの切り抜きを集めていましたが、大量に処分してしまいました。しかし、まだお気に入りの何冊かは、手元にあります。本田美奈子さんの切り抜きもその一つです。今回、この写真集と出会い 青春の思い出と共に暖かい気持ちになりました。保存版にどうぞ!!
話の展開は古臭く力を入れたというバイクシーンも今となっては特別なインパクトはない、しかし鈴鹿に一夜限りのステージを組んで撮影した本田美奈子.のライブシーンは今も色あせず天性のシンガーである彼女の魅力を伝えている。
また音楽監督が
渋谷森久、音楽に羽田健太郎という点からも本田美奈子.を考えるときに重要な作品である事は間違いない。