この値段のイヤフォンを入手するのは初めてで、気後れしていたのですが
意を決してレビューに挑むことにしました。
試聴するにあたって用意したのはWalkman NW-E015、コンポONKYO CR-D2
ASUS Xonar DSXを
増設したPCです。
百数十時間聴いたと思いますが、低域、中域、高音などという括りで
このイヤフォンを評価するのは無理です。
一つ一つのパートをまるでイヤフォンが補正しているかのような感覚。
サラウンドで聴いているのかと錯覚するような音場です。
クリアにそれぞれのパートを強調しているため、
元ソースの汚さまで強調してしまうのは欠点といえば欠点?
70年前後のロックにはノイズやギターの弾き損じなどが残っているものが多いです。
それが生っぽく魅力の一つでもあるのですが、このイヤフォンで聴くと
必要以上にそれが強く耳に残り、不快に感じる場合もありました。
最近はPCで音楽を聴くことが多いのですが、内蔵サウンドカードでは
ノイズの発生を無にすることは難しい。
私の環境でもそれは発生していたのですが、いままで使用してたヘッドフォンでは
ギリギリ使用に耐えられました。
しかしこの「全ての音像を際立たせる」イヤフォンではノイズをも増幅させます。
PCでの使用は断念しましたが、それはあくまで私の環境が悪いためです。
このイヤフォンをPCでも堪能するために、外部USB接続のカードを物色中です。
これだけの明瞭な音像を圧縮音源などで聴くのはもったいないかと思います。
それに値段が値段ですし電車の中や運動中に使用するのは、ちょっと怖い。
イヤーパッドが豊富なため、だいたいの方にフィットするものが見つかるのではないでしょうか。
最初装着するときに少しとまどったのがRとLが本体に書いていないため
どちらの耳に突っ込めばいいのか分からず。
装着方法も今まで私の持っていた製品とは異なるため、耳に入れる時点で悩むハメに。
しかしご安心を、私のような不器用者にも理解出来るように
使用方法を映像で見ることが出来るCDが添付されています。
すべて
英語表記ですが適当にクリックすれば目的の映像に行き着くでしょう。
メンテナンス方法、ケーブルの交換なども分かりやすく説明されています。
日本語の保証証もこの中にありますので
もしもの時のために1枚印刷しておいた方が良いかと思います。
ジャンルを選ばず、クリアに、迫力のあるサウンドを表現するイヤフォンです。
出来うる限りよいソース、機器で聴いて欲しい。
試しに
iPhoneでも聴いてはみましたが、元が貧弱なものはイヤフォンが高品質でもどうにもなりません。
悟りをひらくためのやり方が書いてあるのかと思って購入したのですが違いました。
内容は、普通の西洋人である著者が麻薬に手を出し、麻薬によるハイな状態は一体何なのかをもっと詳しく突き詰めるためにインドへ渡って
ヨガの修行僧となる物語です。
本書の3分の一はその一連の経緯。
3分の一はキリストやブッダをはじめとした偉人達の名言集
3分の一は様々な
瞑想方法や
ヨガの修行僧としての心構え
のような構造になっています。
一昔前に書かれた良書って感じがします。
アーサナ、プラーナー、クン
ダリニーなどの専門用語がたっぷりで、ところどころで解説があまり丁寧ではないと思います。
おそらく普通の人が読んでもあまり理解できないかと思います。
最近では精神世界系の本で分かりやすいものがたくさんでているので、
これから精神世界に入っていく人は最近のもっとわかりやすく書かれた本をお勧めします。
低反発版は長過ぎてこっちに。安いのでプラタナス版も購入したが、中のビーズの量が違うのか、こっちの方が沈み込み過ぎないで良い。