TISTAよりギャグ成分大目 個人的にはこっちの作風のほうが好き お話は月のお姫さまの主人公がクーデターで月から平安時代の地球に逃げてきて強くなって月に戻ることを誓うとかそういう話 所々で作者のセンスが光っていてやっぱ他の漫画とは一味違うなと思う
欲を言えば主人公にもう少し色気が欲しい あとこの人はやっぱカラーのセンスが天才的!!
私は大好きです。 SQでティスタを連載してた遠藤達哉の短編集。 それぞれ世界各地を舞台にした、四人の少女(一編は+男)が主人公の話がおさめられています。搭乗口に見立てた目次の仕掛けが面白い……! どの話もよくいえば個性的、より事実に即して言うなら癖が強く乱暴者な女の子が主人公なんですが、どの子にも独特の魅力があります。守られる一辺倒のヒロインの対極をいく彼女たちが、己の信念を守り通すため、または大切な者を守りきるため、弾丸の嵐の中を颯爽と駆け抜けるアクションシーンは胸が透く。
中でも欧州風の架空の犯罪都市が舞台で、市民を犯罪から守る銃士隊の少女・タニアの戦いを描く「PNGー0」が気に入りました。 ぐうたらで面倒くさがり、仕事もサボり放題。見たいテレビのためなら人質も張り倒すタニアだけど、過去のトラウマから悪を憎む気持ちは人一倍。小粋な台詞で啖呵を切るシーンがかっこいいです!
ティスタは面白かったけど、主人公のキャラやら全体の雰囲気やらが陰鬱すぎたのがウィークポイントだったので、ギャグとシリアスのメリハリ効いた「PNGー0」連載すればよかったのに……とちょっと思ったり。
何より表紙が素敵すぎです。
遠藤達哉の名前を覚えたのは、読み切り作「PMG-0」。「TISTA」の連載を待っていた人は知っている人も多いと思うが、個人的に今まで読んだジャンプ読み切り作品でも1・2位を争うほど好きだ。手足のスラッとしたキャラクター描写と、悲痛な過去を背負いながら強く生きているタニアはとてもかっこよかった。
待望の連載作「TISTA」もその流れを受け継いでいる。犯罪の多発するNYで戦う少女の物語、「PMG-0」を煮詰めたような話だ。しかし、こちらのほうが圧倒的に重い。ティスタの性格が暗いからか、物語の雰囲気も暗い。あえてそうしているのだろうが、タニアのようなスカッとする要素が少ないのは物足りない。 作風はすごく良いが、別に新しいものではないし、むしろ使い古されたテーマばかり。だからか、ちょっとダレてくる。まだまだ晴れる気配もない。ハッピーエンドとはいかなそうな雰囲気だが、長い目で見守りたい。 できればそのうち「PMG-0」の収録も期待。
やはり個人的には扉絵のイラストやオマケページ武器特集が気に入った。 意外とカバーを外した下のナース姿も良い。
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