結末や話の流れの大きなネタバレは含みませんが、細々とした部分でそこまで重大ではないネタバレは含むかもしれませんのでご注意ください。
詳しくてわかりやすいレビューは他の皆さんにお任せして、私はこの作品の好きなところをいくつか書き連ねていきたいと思います。お暇な方は見てくだされば嬉しいです。
まず
タイトルについてですが、私は全年齢向けに無理やりエロをねじ込んだ作品は好きではありません。だから、失礼ながら他のリジェゲーを知らず、Rejet=エロさが売りのCDを出している会社という認識しかなかった私は、購入を躊躇っていました。エロ要素0だと聞いた時も、Rejet作品でエロの基準が変わっているのでは、と半信半疑でした。
ところが蓋を開けてみてびっくり。キャラコンプ後に開くご褒美スチルのちょっとしたチラリズムや身体のライン、そしてこれまたご褒美スチルでちょろっと聞けるリップ音。エロらしいエロ――といってもエロって程ではなく、エロのエの字・・・いえ、eroと書いてeを発音しきらない程度です――といえばこれぐらいしかありません。
攻略対象は、トゲトゲしていたりチャラかったりと、個別に入るまでは良さが分からないキャラもいますが、性的な面ではとても紳士なキャラばかり。主人公に気付かれず裸見放題の状態でも見なかったり、ヒロインが攻略対象の家で眠ってしまって夜になっても、手を出さなかったり・・・。
それに初心だったりもします。夜着(調べてもピンと来なかったのですが、今でいう
パジャマ?なのでしょうか?)を見ただけで真っ赤になって目を逸らされるし、「好き」の一言を言うだけでも「す、すすすすす、す・・・!」としどろもどろになったり、所謂"一つ屋根の下"になっても何のやましいことも起きなかったり・・・。
小学生か!ってくらい初々しい恋愛。些細なふれあいでどきどきするし、一緒にいられるだけで幸せ。そんなヒロインと攻略キャラの想いが伝わってきて、全然深く触れ合っていないにも関わらず、きゅんきゅんしっぱなしでした。
やっぱり萌えって、エロの有無は関係ない・・・と改めて認識させてくれました。
そして何と言っても、エンドの良さ。
これはもう、私の貧相にも程がある語彙ではとてもとても表現出来ません。剣エンドでの生き様、君エンドでの愛情にとにかく涙。とはいえ剣で主人公ほったらかしかと言えばそうではありません。むしろ主人公を想うが故に剣を握る、というシナリオがたくさんあります。
このルートで泣いた!という意見をよく聞きますが、これはおそらく人それぞれなのではないでしょうか。思い入れが強いキャラであればあるほど、悲惨なエンドの救われなさ、幸せなエンドの愛の深さに号泣すること請け合いです。
ちなみに私は本命キャラの幸魂で部屋のティッシュが無くなりました。
欠点が0かと聞かれればそうではありません。でも、これだけ丁寧に作られてるんだからこれぐらいいいか!と目を瞑れる程度の話。それよりも遥かにいい所がありすぎて、もうとにかく皆さんにプレイしていただきたくてたまりません。
もちろん人の好みというものがあります。シリアスが苦手、少しでもエロが欲しい、絵が好きじゃないなど・・・。だから誰にでもおすすめします!とは言えません。でも、少しでも気になったならどうか手に取って欲しい!希少価値が高まっているため、私は定価より遥かに高い値段で購入しましたが、それでも後悔していません。
もしかしたら、今までプレイした乙女ゲームの中で一番好きかも分かりません。本当に丁寧に作られていた、素晴らしいゲームでした。
面白いです!!前作のファンだったんで期待していたんですが、期待通りでした!グラフィックやシナリオの内容、刀の数など全体的にボリュームアップしてます。「仕事」こなして報酬貰って、刀鍛えて、敵をバッサバッサと切りまくる快感は侍ならではだと思います。
そして何よりも、「自由」っていうのがいいです。やくざ、町民、奉行など誰の味方につくのも「自由」ですし、裏切るのも「自由」!いつ、どこで、誰を切ってもいいっていうゲームはこれくらいしか無いのでは?って思います
前作をプレイした人なら間違いなく買いです!
皆さんもどっぷりと「侍道2」の世界に浸かって下さい!!
しなやかで今までのハリスと食いが全然違います。隣の竿は曲がらないけど、少々渋くても食います。もう少し細いのも(3号・4号)も買おうと思います。強度は少し余裕があったもで、まだ確認できていません。買って良かった。また買います。
初めて侍道シリーズを買いましたが、なかなかはまります。最初は戸惑うけど、なれてくると刀集めや挑戦状など他の楽しみもあります。けどストーリーが短かったのは残念です。マルチエンディングなので仕方ないけれど。自由度の高いオススメゲームです。