公開時に、最新テクノロジーを使ったわりに、B級映画と称された。
ある批評家は、「なぜ、エイリアンのコンピュータにアクセス可能なのか」
酷評したが、地球の
衛星に情報を紛らせる以上、可能であろう。
アメリカ映画の薄っぺらさを評論するのは簡単である。
では、なぜ日本映画は世界レベルにならないのか考えてみた方がいい。
また、地球的危機に関して、当然すべての国が一致するのは、
当たり前のこと、ただ主人公がアメリカにいただけのこと。
もし日本であったら、このような個人の才能を取り上げることが可能か?
いずれにせよ観た後の、爽快さは、抜群である。
だいたいの
ハリウッドの映画って大物スターを掲げる事によって大ヒットを飛ばす!という感じだけれど、この映画は違っていて良かった。”宇宙からエイリアンがやってきて地球を支配しようとやってくる”っていうありがちな内容になりそうなところを、特撮技術を上手く使い、主役を1人に絞らずに様々な登場人物の視点からストーリーが展開されていて面白い。特に、エイリアンを隠さずにリアルに登場させ、アメリカが秘密にエイリアン研究を行っている基地と言われている”エリア○○”を登場させ、現実に有るかのように思わせたり、アメリカの大統領が宣戦布告のスピーチをする場面は実にかっこ良かった。