ラベルに“ファースト・ガンダム”のキャラクターやモビル
スーツをあしらったり、震災直後には売り上げの一部を福島のために寄付する旨のメッセージを載せるなど、まさに栄養ドリンクとしては「ひと味違う」展開で、気になる存在であり続けているエスカップ・ブランドから登場した、糖類ゼロ(カフェインは入ってます)・カロリーオフ・シトラスピーチ風味に加え、ラベルデザインの面でも女性ユーザーを強く意識した商品。
普段行くコンビニやドラッグストアで見かけたことはなかったけれど、「エスカップだったら、間違いないだろう」ということから、試してみることに。
まず、シトラスピーチの味は、シトラスの味と香りをもち、ダイドーの自販機に入っていることもある「
アリナミンゼロ7」のそれに、ピーチっぽい味を加え、メインにしたような印象。
やや人工的ではあるものの、他の女性ユーザーを意識した他社の競合商品と比較すると、しつこさがなく、スーッと入ってくる感じで、なかなかいい。
疲労感を覚えて「あとひとがんばり」したい時の助けになってくれると思うし、ひと息ついて気分転換したい時の1本としても、いいアクセントになってくれる。
また、冬場などには、できれば常温のままで飲みたいけど、栄養ドリンクは常温だと味がキツくて……、という方もいらっしゃると思うが、この「エスカップ Zero」なら、常温でもおいしく飲めるのがありがたい。
ただ、風邪などをひいてしまい、少しでいいから助けてほしい時には、これだとちょっと心細く、一部のコンビニなどで限定販売されている、ゆずジンジャー風味で生姜エキス(ショウキョウ流エキス)配合、ノンカフェインの「リポビタンジンジャー」―リポビタンの公式サイトには載っていないが、正式に販売されている―などに、その辺ではかなわないと感じた。
とにかく、いまひとつプッシュされていないのか、フラッと出かけたお店の棚に置かれていないのが残念だけれど、もしあったら、あえてこれを選んで買う可能性は、かなり大きい。
「知る人ぞ知る栄養ドリンク」として、通販のみの箱売りで売って行くのもいいのかもしれないが、それだけでなく、いま以上に販路を拡大すれば、もっと売れる商品なのではないかと感じている。