1993年に発表された、《スマッシング・パンプキンズ》の傑作アルバムです。この愛称《スマパン》というバンドの特徴は、その音楽的な《二面性》にあります。ハードでノイジーな《ロックンロール》と、シュールでファンタスティックな《ポップス》とが、まるで引き潮と上げ潮のように交互に繰り返されることによって、夢と現実の境界線が揺らいで行くような、不思議な《浮遊感》が生まれています。この独特の《浮遊感》は、一度はまったら、クセになります。衝撃的な最後を遂げることによって、伝説と化した《ニルヴァーナ》より、この《スマパン》の方が、新たな地平を切り開く発展性が感じられて、私は好きですね。いずれにしても、90年代ロックを代表する、名盤中の名盤であることは確かです。ロック好きには、オススメします。良いですよ。
クイーンの中でも異色の作品。山火事に追われながら、異色の登場人物が次々と現れる。国名シリーズで最もストーリーを綿密に積み上げた上で書かれた作品だと思う。シャム双子に対する法的解釈もなかなか感心させられる。いろいろ感心してしまう作品です。
オルタナティブ・ロックの体現者、Smashing Pumpkins が大躍進するきっかけとなったセカンドアルバム。多彩な楽曲を構成する音・歌詞・エンジニ
アリング・プロデュースすべてが完璧、というような冷静な分析を抜きにして、世界中で、そして人生の中で一番愛しいアルバム。
日本盤の14曲目は
ボーナストラック。良質な曲でお得感はあるのだが、アルバム構成からいうと蛇足かも。Luna で止めて泣くべし。