二年近く待たせてのアルバム!
待った甲斐があり、かなり歌の技術も上がってる気がする…!
Ryoheiにしか歌えない曲とか、聴きやすかった♪
アルバム
タイトルの「ReListen」がやっぱり聴いて欲しい曲だと思う!
歌詞もリアルで◎
この物語は飛行機事故によって、突然消えた人々と、その遺族。
そして、その飛行機会社の人々の話だ。
だが飛行機事故でなくても、誰にでも肉親との別れが突然訪れる可能性はある。
そう思うと、この物語の人々は幸いだったのかもしれない。
10年の時を隔てたとしても、もう一度、会い、最期の時をやり直す機会を与えられたのだから。
それぞれの人生と背景があり、変わってしまったもの、変われずにいるものがある。
それによるジレンマ、人々の喜怒哀楽。
設定が設定だから、リ
アリティはない。
けれど、それで、敬遠しているのはもったいないと思った。
作品の世界に引き込まれたもの勝ちだと思う。
私は中盤から最後までは、眠る時間になっても本を手放せず一気に読んだ。
寂しさと優しさの入り交じったラストはハッピーエンドではないと思う方もいるかも知れない
けれど圧巻のラストだった。
これだけの人々の人生を書き切った大石さんに敬意を表したい。
主演の
小林聡美、その恋人役の山本太郎、フライトアテンダントで同僚であり親友の
ともさかりえ、ニートの弟の武田真治この主軸となる4人のおりなす演技のアンサンブルがまず素晴らしいです。他の役者さんも適役で無駄な配役がなく、笑って泣かせて、毎回決ったテーマにそくしてドラマは展開し、10年前の自分をドラマを観ながら考えさせられました。役者さんの芝居の巧さはもちろんの事、脚本がすべて水橋さんの手によるものなので役にブレがなくて演出も丁寧で、秀逸なドラマでした。
小林聡美はわたしが観た限りのドラマで言わせてもらうのなら、どのドラマでも、自然で芝居をしている事を感じさせない役者だと思いました。
ラストの4巻には、
小林聡美、山本太郎、
ともさかりえ、武田真治の個別のインタビューが少しあります。
生きていると何となく日常に流されがちですが、後悔することなく生きることは大切だと教えてくれた観ごたえのあるドラマでした。多くの方に観ていただきたいドラマです。