第6回「似たものどうし」です。
吉次(
奥田瑛二)は、人をゆする不良岡っ引きですが、そうなるには過去にそれだけの訳ががあった。
そんな吉次が、妹のためにゆすりをする少年に出会うのだが・・・・。
奥田瑛二の演じる佐七は、この物語でアウトローの色が強いキャラですが、その中にも情というか、
不器用な優しさがあるところが魅力です。
どのような展開になるか、見届けてください。
偶然TVをつけた時にオンエアしていた、第3話「花嫁」の後半から見始めました。
元南町奉行所同心・慶次郎(高橋英樹)の養子である晃之助(過去に慶次郎の娘と許嫁だったが、祝言間近に…──第1話「その夜の雪」参照)と、皐月(安達祐実)との縁談話がメインで、破談になるかと思われたラスト、この縁談をどうしても進めたいと願う皐月が語る言葉がとても印象的です。
タイトルバックとエンディングの保谷瑠美子さんのイラストも雰囲気が合っていて、脇を固める俳優陣も渋めでステキです。慶次郎が寮番をすることになる別荘の飯炊きとして
石橋蓮司さん。
奥田瑛二さんや遠藤憲一さんが同心のお手先。
かたせ梨乃さんも料理屋の女将として登場。この他にも、気持ちよく作品の世界に浸れる俳優さんばかりです。
昔の時代劇に再放送でハマることはあっても、最近の時代劇はいまひとつ…なことが多かった私ですが、このドラマは演出も好みで、久々に毎週楽しく見続けました。テレビでは本放送の後日、1・3話の再放送がありましたが、まだ見ぬ2話のためにもDVD発売が待ち遠しいです。
今秋からは「慶次郎縁側日記2」も放送決定。今から楽しみです。