鬼嫁（早苗）・一馬夫婦が中心の話がだいぶ減ってしまっています。なんか知らないタレントや放送当時人気だったタレントなどが沢山出てきて、鬼嫁日記というドラマに必要が感じられない脇役の登場が多い為、鬼嫁に理不尽なことを押し付けられて、ちゃんと言った通りにしないと怒られるという展開はあるものの、前作に比べかなり鬼嫁･一馬夫婦のやりとりが減ってしまっています。鬼嫁日記というドラマにあまり必要がない話が前作に比べ多く、もう夫婦間のもめ事のネタがないのか、関係ないネタでも何でもかんでも詰め込んだストーリーになっていて、前作の面白さが薄れてしまっている気がします。それに、早苗と一馬が銭湯を営業する話だからと言って、女湯ばかり映すのも、このドラマの良さや品を欠いてしまっている気がします。　今作は、最初から鬼嫁なのではなく、一馬が悪い事や悪だくみをして、早苗を怒らせてしまう話が多かったです。前作は全話本当に面白くて、笑いながらも真剣に観ていたのですが、こちらは鬼嫁夫婦が出てくるシーンまで何回か早送りをしてしまいました。全１１話ですが、前半の３話と、後半の３話は夫婦の話で面白かったですが、中盤は脇役がたくさん出すぎていて、鬼嫁夫婦の存在が薄れ、ストーリーが浅く感じました。でも、１１話中半分は凄く面白いので、観る価値はあると思います。