ブツダが人間の形すなわち仏像として表現されるのは、
ガンダーラあるいはマトゥラーにおいてだったと著者は言う。
ガンダーラ仏像の鑑賞で昔から親しみを感じてきたが、東西文化の融合の結果と理解していて、仏像の発祥地だとまでは知らなかった。目から鱗の想い。前世の釈尊から始め、その入滅・造塔まで、ブツダの生涯の各場面を平易な文章で語りかけ、各場面に相当する
ガンダーラ彫刻の仏伝図をわかりやすく解説してくれる。
美術鑑賞しながら、ブツダの生涯がわかるという点に何だか得した感じである。断片化し、分散してコレクション保有されている浮き彫りの仏伝図を系統的に眺めることができ満足している。予備知識を持ち仏伝図のような彫刻を眺めるのと、それなしで彫刻を鑑賞することとの大きな違いをこの本から改めて感じた次第である。
美形の仏像のオンパレードを期待してたので、少し残念でしたが
ガンダーラ仏の発生から成り立ちが
仏像以外の遺跡の写真と共に丁寧に説明されてます。
もちろん仏像の写真もあり、帯に書かれてるように入門書としてはとても最適だと思います。
このベスト、
英語盤も出ていますが、やはり「
ガンダーラ」は日本語の方がしっくりきます(もちろん
英語盤を否定する訳ではないですのですが…)。あの日本語での素朴な歌い方がインパクト強いですからね。他に「銀河鉄道〜」も、一般的には日本語の方が馴染み深いかも。ただ、この曲は
英語版もカッコ良過ぎるのでどちらを聴いても損はないはず。まっすぐに伸びるような(まさに銀河系に向かうような)あのダブルヴォーカル&エコーが気持ちいい!なにはさておき、
英語盤ももちろんですけど、この日本語ベストもタケのVoはうま過ぎるので(もちろんバックも)必聴盤ですょ☆ぜひ、聴いてみてくださいね!