ベートーヴェンの曲といえば、『運命』のような熱情こもる曲から『エリーゼのために』のような可憐な曲まで多岐にわたっていますが、このアルバムに収録されているのは、ベートーヴェンの曲の中でもリラックスして聴ける落ち着いた曲ばかりがピックアップされています。
私のお気に入りは『月光』と『悲愴』です!どちらもベートーヴェンの繊細な面が出ていて、穏やかで切ないメロディーに心がしめつけられそうになりました。
アンソニー・ホプキンスと、クリス・ロックの掛け合いが絶妙な映画です。
アンソニー・ホプキンスは、老体に鞭打って走る姿が少しこっけいだけど、シビアな中にも情が深いエージェント役を見事に演じてました。クリス・ロックの連発ジョークや表情も最高。浮気を我慢するシーンでは思わず笑ってしまいました。
指揮者の
小澤征爾自身がナレーションで解説していますが、台詞が下手なのが残念です。ベンジャミン・ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」もナレーション無しのCDは珍しいので、解説は冒頭だけにして、途中のナレーションを無くした方が希少価値が出たのではないかと思います。