スーパーさぶっ、シリーズ最新作、ザックジャパン
ブラジルワールド杯編ですね。サッカーダイジェストから移籍(?)し、ゲキサカで連載されていた四コマ漫画が書籍化されたもので、まず初めにこの漫画の立ち位置として、ひどく緩い物、柔らかな笑いを代表、クラブの知識を下敷きにしたものであって、高度に専門的なものではないということを書いておきます。ゲキサカというサッカー専門誌の中にあって細かい情報は他の頁にしっかりと詰め込まれているので、その合間にあってくすりと笑えるもの、という立ち位置にあった四コマをフルカラーでまとめたものです。なので、本誌の中に添えられた四コマとしての価値はよりは一層価値が下がっています(真剣で濃い情報量の中にあるほっこり感がちょっとした売りだったので)。
この一冊はW杯に向けてボルテージを高めるための漫画という訳ではなく、監督や選手達について時事的な話題を絡めてやんわりと書いた物として読むべき書物であり、サッカーについて、選手達についてある程度知識があるとより面白く読めるといった漫画です。ただ、実在する選手達をモデルにおもしろ可笑しく書かれているのは事実なので、読んで退屈はしないと思います(飽きはくるかもしれません)。選手をモデルとした書きぶりは痛快です。特徴を捉えていて、個人的には川島兄貴がつぼでした。サッカー専門誌での連載という事もあり、ゆるい
タッチの基盤にサッカーについての批判的な視点も見え隠れします。ただ、W杯についてより専門的な、戦術的な情報、選手の詳細な情報が読みたいという方は本誌、ゲキサカを読むのもいいかもしれません。
何はともあれ、この表題には賛成せざるを得ませんね。W杯開幕が近づいたこの時期の出版は賢明だと言えるでしょう。僕もまんまと購入してしまいました。本田、香川、長友の活躍はもちろん、個人的にはマインツでの活躍が甚だしいファルオカ、ヘアレスと呼ばれる岡崎選手の活躍にすごく期待しています。それと、セリエへのルートを開き、(大久保を招集し)不退転を決めたザッケローニには本当に感謝ですね。応援しています。
ついに携帯機でのウイイレが進化してくれました。Jリーグが搭載されてワクワクした気持ちでプレイしましたが、このゲームの売りでもあるような選手の顔のリアルさが全くというかほとんど似てない。年々新作が出る度に薄々感じてはいましたがJリーグを筆頭に海外のチームの選手の顔も残念な感じでした。Cロナウドとか茶髪のちょんまげみたいなヘアスタイルでびっくりしました。まぁ、携帯機だからそこらへんは我慢したほうがいいのかもしれませんね。それに、
タイトルにもある様にメインは代表なのでJリーグは適当になっても仕方ないですね。
しかし、秋頃に発売するやつではしっかり修正して欲しいですね。使い回しは止めて下さいね。
あと、肝心の試合などのシステムですが相変わらず理不尽なファウル判定(相手の反則は無し)やミラクル過ぎるゴールなどぶっ飛んだ内容ですがこのあたりはもう気にしません。そこまでリアルなのは求めてないですしゲームなのでどこかで挫折するのも必要かと。長くなりましたがたまにやって楽しむにはいいと思います。