第1回
アテネ五輪から2年前のソルトレイク冬季五輪まで日本では
日本人中心に放送されることが多いので、知らなかった偉大な選手や
オリンピックの歴史を知ることができて、内容はすばらしいの
一言なのですが、唯一の不満は、日本人にとっては忘れることの
できない長野冬季五輪が完全にカットされている点です。
あのジャンプ団体の金メダルなんかも入っていると思っていたので、
残念でした。この点が星4つにした理由です。
以前、題名のない音楽会での出演しているTOKUのヴォーカルが気になり、やっと聴くことができました。
最初、聴いた印象の通り、穏やかで温かな
ジャズ・ヴォーカリストです。ソフト&メロウの路線がいいですね。最近、高音を張り上げるヴォーカルが多いのですが、深みのある声の持ち主というだけで魅了されます。
MISIAの「Everything」の作曲家である松本俊明「Wings Of Love」は良い曲ですね。AORの雰囲気が色濃くでていました。ボズ・スギャッグスの声質にも通じるものを感じました。何回も聴きたくなるようなヴォーカルですし、リスナーを夢の世界へといざなってくれます。
同じく松本俊明が作曲した「More Than You Know」では、本来のフリューゲル・ホーン奏者として魅力も聴かせてもらいました。フリューゲル・ホーンは昔から好きな楽器です。TOKUの演奏は楽器の特徴である柔らかさと甘さが如実に出ています。良い雰囲気をかもしだしていますね。
トランペットとヴォーカルの組み合わせは、古くは、サッチモ、チェット・ベイカーを思い浮かべますが、ヴォーカル&フリューゲル・ホーンの取り合わせは珍しいですしね、印象的です。
TOKUが作曲し、日本語を交えて歌った「ため息」もステキなスローナンバーでした。サビの♪ため息Angel Blue♪の箇所が本当に切ないですね。
ジャズ・
バラードのスタンダードも聴きたくなりました。