「Spring」から始まってついに「Winter」となりました。
「Winter」では、強引で俺様な会長、笑顔が怖い副会長、不思議な
エジソン君の会計・・・の生徒会メンバーと恋に落ちます。ゲームの内容は独立していますので、単独でも楽しめると思います。
プラネタリウムCDでは、「冬の大三角形」、「冬のダイヤモンド」や神話などをそれぞれ一生懸命教えてくれます。
私のゲームの感想は、シリーズの中でも特にシナリオが秀逸だと思いました。私の心に残るセリフや文章がたくさんあり、・・・人を好きになる事の切なさ、嬉しさ、喜び、そして不安を感じることができました。また恋に落ちていく過程(二人の距離など)も丁寧に表現されていたと思います。そして4人で過ごせる時間が会長の卒業までと分かっているので、一瞬一瞬を愛おしもうとする姿には胸が締めつけられました。
相手キャラもみんな素敵な男の子達でした。私の印象では男の子同士の友情も見ていて清清しかったですし、声優さん達の演技も本当に素晴らしかったです。
さらに主人公の好きな人の支えになりたいという姿勢と芯の強さには感情移入できました。
ただ私が唯一残念だと思ったのは、スチルです。私には甘く切ない恋愛シーンにスチルがあまり無かったように思います。それが非常に残念で寂しかったですね。個人的にはやはり乙女ゲームではスチルは重要だと思うので・・・
ゲームとCDの総合評価になりますと、完成度の高さで星5個です。
このスタ☆スカのシリーズは、めぐる季節と星座の特徴を生かした王道の青春ストーリーで飽きることなく春夏秋冬を楽しむ事ができました。声優さん達の素晴らしい演技も大きかったですね・・・拍手です!!
最後になりましたが、この「Winter」をプレイした後には「愛おしい」気持ちでいっぱいになり、心から「ありがとう」と言いたくなりました。