1lというのは分かっていましたがサイズを確認しなかったので思いの他大きくてびっくりしましたが、シンプルでいい商品です。しかし色は全然違います。見本よりかなり明るいパープルです。パープル好きなのでいいですが。あと開ける際に熱湯は吹き出るので注意が必要ですね。海外製品だからか開封すると箱にそのまま商品が入っていたので少し違和感がありました。
ラクロの原作「危険な関係」を読む前に
ペ・ヨンジュン主演の
スキャンダル [DVD]を見てしまったので、私の「危険な関係」のイメージがそれになってしまったので、欧米もので一回映画を見たいと思い、大好きなマルコヴィッチが演じているこのDVDを選びましたが、私にとっては正解でした。
まず、マルコヴィッチがあんなに若く、いかにもインモラルな感じの
フランス貴族のプレイボーイを演じられるんだと言うことが、非常に驚きでした。この俳優さんはどこまで幅が広いんだろう・・・と改めて感心します。惜しむらくは、グレン・ローズ演じるメルトイユ夫人の最初のシーンで、肌の汚さが目立つこと。どうしても「スキャンダル」で韓国女優の抜けるような綺麗な肌を見てしまったので、グレン・ローズの首から下の胸の肌の様子が、アップだとどうしても美女のイメージがダウンしてしまったのが残念でした。けれども、グレン・ローズ演じるメルトイユ夫人が、マルコヴィッチ演じるヴァルモンが、トゥールベル夫人に本気で魅かれて行く段階になると、嫉妬の故か、美しさが増していくのが面白かったです。トゥールベル夫人演じるミシェル・ファイファーは、とても可愛らしく(人妻のようには見えないほどでした)良かったです。けれど二時間という時間の割には、あっという間に終わってしまい、ちょっと惜しい感じがしました。けれど、「落としたい」と思うトゥールベル夫人の前で更生していく「演技」をして、からトゥールベル夫人が寝込み、夫人の部屋の外に出てから元のプレイボーイに戻る瞬間のヴァルモン演じるマルコヴィッチの「あの表情!」圧巻でした!BGMのバロック音楽や、これ!と言うときに流れる「オンブラ・マイ・フ」も効果的で良かったと思います。
あっさり終わりすぎるヴァルモンとトゥールベル夫人の関係をもっと見たかったことと、最初に書いた、グレンローズの肌で、ちょっとがっかりしたので、☆一つ減らしました。マルコヴィッチの演技にはずっと魅了されました。
蛇足ですが、字幕と日本語吹き替えと両方見ましたが、このDVDは私は字幕版のほうが良いなと思いました。私は結構吹き替えが好きなのですが、このDVDだけはマルコヴィッチの吹き替えが津嘉山正種さんの吹き替えだと、重すぎて、若々しさがちょっと失せてしまい、どうしてもマルコヴィッチの演技と合わない感じがしました。本来のマルコヴィッチの若々しい声のほうが、作品としては合っているなと感じました。
今度は是非原作の小説を読んでみたいと思います。今年のチャン・ツィイー出演の中国ヴァージョンで、8回も映画化されている作品ですから、原作の魅力を味わいたいです。
チャン・ドンゴンとチャン・ツィイーが出演する映画も是非見たいと思います。
出版後、4つの世紀を生き延びてきた「古典」の新訳。意を尽くした解説とあわせ、「古典」への敬意が十二分に察せられる素晴らしい訳文である。ただし、ちらほら見られる誤植-「助詞」の欠落も含め-が玉の疵。また、このシリーズに共通するところであるが、分厚い紙が使われており、無用にかさばるのが残念。