心臓病の治療と食事療法―組み合わせ自由な新レシピ付き
母が心臓弁膜症になったことから、購入しました。
今まで家族全員、全く病気や手術に関係のない生活をしていたので、1から簡単にわかるものをとさがしました。この本は、心臓の仕組みからそれぞれの症状と病院での処置の方法を図入りで説明しているほか、日々の食事のレシピまで網羅していて非常に役に立ちました。
78歳の母にも難しすぎず、検査入院で行うカテーテルについても事前にわかり、不安が解消された様でした。
日本人の命を奪う6つの病気と誰でもすぐできる66の健康法! 角川SSC新書 (角川SSC新書)
本書は日本人にとって怖い病気(死因の多い)順にその概要と健康法が載せられているものです。
その(病気による死因)順位は、癌(死因全体の第1位)、心疾患(同第2位)、脳血管疾患(同第3位)、肺炎(同第4位)、腎不全(同第8位)、慢性閉塞性肺疾患(同第9位)、肝疾患(同第10位)ということです。なお、死因全体の第5位、6位、7位は老衰、不慮の事故、自殺ということです。
これらの病気の中にはすでに原因がはっきりしているものもあり、また予防法も確立されているため、知識を十分に知っていれば安心度も違います。
内容は医学界の最前線のことまで書かれてあり、この本で知ることにより生活のスタイルを見直すべきチャンスかもしれません。そういう意味で知ると知らないとでは大違いでしょう。
突然の病による対処法、重病に陥らないためにとる健康法、どのような食生活が大切かなど、本書は分かり易く解説されています。
(意外なことも書かれていますよ)
皆さんに読んでもらいたい書としてお薦めします。
いつすべきか?119番
大学病院で働いている医師です。
救急外来で当直をしていると、病院に来るタイミングが分からない方がとても多いように思えます。
軽症なのに不安だからと言ってタクシー代わりに救急車で来る人がいる一方で、早く来院していれば後遺症も残らずに済んだのに「寝ていれば治る」と言って手遅れになって運ばれて来る人もいます。「病院に来るべきタイミングが少しでも分かってくれたら…」と思います。
この本は文字はやや多いですが、病院に来るべき重要な所見をかわいいイラストで教えてくれています。付録の早見表は医師の自分が見ても便利だと思います。一人暮らしの祖母に送ってみました。
この本で一人でも多くの方の命が救われたら…、と願っています。
狭心症・心筋梗塞―正しい治療がわかる本 (EBMシリーズ)
家族が狭心症になり、即入院になりました。
担当医の先生は、誠実な方でしたが、とても早口で
説明されたことの30%ぐらいしか 私には理解できませんでした。
この本は心筋梗塞や狭心症のタイプ別に
診察→検査→治療→薬物療法→退院後の診察の順をおって
基本的な事柄を説明してくれます。
これで治療の先行きが理解でき、私の不安は随分解消されました。
医師が「左回旋枝(ひだりかいせんし)」と言っても 素人にはチンプンカンプン。
でも『第4章 病気に対する正しい知識』を読めば、心臓に張り巡らされた冠動脈の一本のことだと
サクッと理解できます。その重要性も。
他にも2,3冊本を読みましたがこの本が一番、簡潔でわかりやすかった。
時間のない方も、読み切れる分量です。
表紙は医学書のような体裁ですが、文章は読みやすく
内容は専門的で最新の情報を含んでいます。
心筋梗塞・狭心症で 最初に読む本として最適と感じます。
「糖化」を防げば、あなたは一生老化しない
スキンケアーのお仕事をしています。
ご紹介した方々の肌の変わり具合から老化についての勉強を始めました。
その時に糖化に付いて勉強しておりました。
一通りの知識を得たところにこちらの本に出会った次第です。
お肌に関しては外側で気を付ける問題としては、紫外線から守る、酸化、乾燥から守る事が重要ですが、この糖化は内側の目に見えない臓器、それを作っている一つ一つの細胞が老化していく様子を詳しく分かりやすく説明してあります。
健康あっての美肌ですし、とても勉強になる本です。