さむくないかい [DVD]
根本敬の初監督にして、最後の作品か???
漫画と同じく、エログロと真理を追究しております。
2枚目は音のコラージュで、当然韓国も出てきます。
真のサイケデリックですね。
映画の方は当然、濃いすぎる出演陣。
あの佐川君も出演して、これまた危ないところを演じてます?(演技というか。。。ですが)
とりあえず一人で見てから、理解者を探してください。
アート・アイドル声ちゃんの挑戦! 変躰ランド [DVD]
彼女がまんだらけ時代に出版された写真集「人間時計」で衝撃を受けたあの縦スジが、まさか動画で見ることができるなんて・・
素晴らしすぎる!!
アート?のくくりなら、ここまで見せてもいいのでしょうか。でもこれはお宝!!なり。(感涙)
因果鉄道の旅 (幻冬舎文庫)
数年前に単行本購入して何度も繰り返し黒ずむまで読んでいました。それが数年を経て文庫化(しかも図版敢えて取っ払い文字のみ!)とは!あらためて新鮮なキモチで一気に読破しました。『特殊文学』の金字塔です。
昨年前半は根本敬さんの新刊ラッシュでしたが、今年も春先から『さむくないかい』DVD発売と、また期待しています。特にハッテンバプロダクションとして蛭子さんとユニット結成したとか・・・。今度は『本家EVISウォッチャー』として幻のエビス伝説書いてください!
李博士(イ・パクサ)のポンチャック大百科
ポンチャックというのは、キーボードのプリセットのリズムに伴奏をつけて即興で歌謡曲をメドレー形式で歌う韓国の大衆歌謡のことです。アウトドア、バス内などで披露されるらしい。
この作品は、石野卓球の紹介で李博士が日本に殴り込みをかけた衝撃のデビュー作だ。Ki/oon Sonyからデビューしテレビにも登場!変人ぶりを大いに披露しました。日本デビューとあって邦楽のヒット曲をメドレーにした作品。西城秀樹、森高千里、パフィー、奥田民生、沢田研二、ゴダイゴ、ピンクレディー、スピッツなどが無残にもポンチャック化されました。
ボクが李博士にとりつかれた理由には、ポンチャックの面白さというよりも李博士の声に魅了された部分が大きい。この声が聞きたくて数え切れないほどリピートしました。このCDは自分史上ベスト3にはいるヘヴィローテション盤です。加藤茶に似た癒し系ボイスに何度涙したことか。
果因果因果因
『真理先生』収録の「小説」を読んで衝撃を受け、いつか小説が出ないかと思っていた身にとって、この「小説だけ」の出版は嬉しいかぎり。因果道を追求してきた根本さんらしいタイトルと響きのいい読み(ガインガインガイン)も、さすが。4話収録で、それぞれ独立した話ですが、通し読むとひとつの物語になっています。『影日向に咲く』(劇団ひとり)とかにも使われていた手法ですが、そこは根本さんの世界だけあり、男色の双子やしょーもない場末の寿司屋で働く青年、浮気調査にいそしむ探偵など、しょーもない登場人物たちばかり。「こんな生き方はゴメンだな」と思ってしまうような人生ばかりですが、どっこい、みんなたくましくマヌケな日常を生き抜く姿に勇気づけられました。