日常 2 (角川コミックス・エース 181-2)
この作品を誰かに一言で伝えるとき、私はこれ以上の言葉を思い浮かべる事が出来ません。散々笑わしてくれた1巻でとっておきのネタを使い、2巻では少しペースダウンするかと思いきや引き続きシュールなギャグを全力でぶつけてきてくれています。ほのぼのネタや共感ネタでじわじわと笑いを誘う日常系漫画に真っ向からシュールギャグで立ち向かう非日常系漫画“日常”最近笑っていない人は一度手に取ってみられては如何でしょうか?
日常のブルーレイ 特装版 第13巻 [Blu-ray]
ネタバレ、大いにあります。
日常は奇跡の連続で、その小さな奇跡でみんながつながってる。僕達の日常にも、どこかで小さな奇跡が起きている。だから、今まで僕達が生きてきたことが、もう奇跡。そういう前向きなメッセージを持った最後の二話、ほんとに素晴らしかったと思います。
25話では、みおちゃんがらみのエピソードが中心で、”ともだち”をテーマにしている素晴らしいシーンがありましたが、その中でなのがちゃんとあの3人と友達になったんだな〜って思える描写もあってじーんとしました。26話は原作者のあらゐ先生が脚本を担当したということですが、アニメ版の日常の話の流れをちゃんと踏まえていたし、大ラスにふさわしいイベントも用意してあって、とても良い脚本でした。もちろん京アニスタッフによる作画や演出も素晴らしかったです。ゆっこが奇跡をおこしまくるエピソードの中では、笹原とみさとの部分が好きです。あの、缶だけ映して、その後の展開は僕達の予想に任せるという上品な演出。今まで見てきた人なら、何が起こるか予想できるし、ニヤニヤしてしまうことでしょう。それから、なのの感情を表現する小道具として出てきた桜の木が、最後の最後でまた出てきて、アニメの初回の初めのシーンとよく似た話で終わるというところは、見てて震えました。同じだけど、同じじゃない。円環ではなく、螺旋。代わり映えしないような日常でも、くるくるまわりながら、少しずつ前に進んでいるんですね。「あー、見ててよかったなー」と本当に心から思いました。
それから3ヶ月。
今でも日常のことを思い出します。ふとした瞬間に、仲のよかった友だちのことを思い出すように、日常のメンバーのやりとりがフラッシュバックします。こんなこと言ったら気持ち悪いのは自覚してますが、僕は東雲町に”帰りたい”。ときどき、本当に寂しくなります。
アニメを見る人の間で「○○は俺の嫁!」なんて言葉があるようですが、このアニメには「友だち」がいると思います。
そういうアニメですから、ここまで買い続けた方は絶対に損なんてしないと思います。マラソンお疲れさまでした。
日常のブルーレイ 特装版 第7巻 [Blu-ray]
1クールが終わって2クール目に突入しました^^
原作は今出ている巻を全巻もっています。
感想をいうと日常は最初の勢いとその後のために京アニはネタの保留をしすぎたと思っています。
とにかく1話と14話を比べてみると話のテンポの良さが非常に違います。
1話はダルい感じで話が流れていきましたが14話はずっと笑っていられました(笑)
これから今まで保留してきたネタがどんどん解放されていきなのが学生になったことで新キャラ達や笑いの幅が広がっていくと思います^^
2クール目の日常はなかなか期待出来そうですね(*^^*)
Helvetica Standard (角川コミックス・エース 181-8)
あらゐけいいちさんの魅力が詰まっています。アニメ
の方で映像化された話もいくつか収録されています。
何度読んでも楽しめるのでおすすめです。