クリスタル・ローズ・ガーデン
ハルダンゲルヴァイオリン(ノルウエーではハーディングフェーレともよばれる)は、通常のヴァイオリンの弦に加えて、数本の共鳴弦が張られたノルウエー独特の楽器。
山瀬さんは日本の数少ないプロ奏者(CDを発表し続けているのは彼女だけ)であり、北欧の美しい曲を日本の人々に知っていただきたいとの思いから、彼女の編曲でヴァイオリンやハルダンゲルヴァイオリンの音に乗せている。
曲の中で弦の部分は、すべて彼女自身によるもの(ソロ演奏あるいは多重録音)。
本アルバムでも北欧の有名曲や伝統曲が山瀬さんにより編曲されているが、彼女自身の作曲による3曲「桜の花が咲く頃に…」「ブルーローズ」「クリスタル・ローズ・ガーデン」が収められている。
演奏者・編曲者としてだけでなく、新たに作曲者としても高く評価しなければなるまい。
「桜の花が咲く頃に…」は可憐な中に悲しみを湛えた曲で、本アルバムでも特に好きな曲だ。
「ロンドンデリーの歌」は、多くのクラシック奏者により演奏され編曲された有名曲だが、山瀬さんによる編曲では、コーラスがまるで天上から降り注いでくるかのようで、ハルダンゲルヴァイオリンが絡んで幻想的だ。
Wilfa Burgundy-RED コーヒーメーカー CJ-628
まずコーヒーが思ったほど美味しく淹れられない。
あいたたた。北欧人の味覚より日本人の味覚を信用する
べきだったかもしれない。
本来ならこの時点でコーヒーメーカーとしては致命的なんだけど、
本機はそれをも「まあいいか」と思わせるほどに魅力はある。
第一にタイマーが付いていること(朝淹れたての
コーヒーの匂いで目覚める幸せといったら!)。
そしてなんと言ってもデザイン。
メタリックレッドの思い切った容姿はキッチンを明るく、
スタイリッシュに見せてくれます。
コーヒー好きには不満が残るけれど、ミーハーな人には
ぴったりの商品。
朝忙しい人、そして朝弱い人にもおすすめです。
追記。
水をブリタなどの浄水にし、フィルターをミドルエンド以上の
ものに変えることで劇的に味が良くなりました。
elfoのゴールドフィルター(小)も問題なく使えます
(ただし洗うのが少々面倒)。
ちなみに付属品のペーパーレスフィルターは本当に
オマケ程度の品質ですので我が家では使っていません。
本体のパーツを細かく分解して洗えるので清潔を保てることと、
急な来客でも安心してたっぷり淹れられること(MAXの
目盛りまで入れれば8〜10人程度までOKです)、
先述の通りタイマー付きというのがメリットですが
デメリットと言えば高さと幅が他の同等品よりあるので
予め購入時には設置場所を吟味すべきかもしれません。
コードも短いのでコンセントの位置も要確認です。
ちなみに購入から数年経ち、ガンガン使っていますが
我が家では特に異常は出ていません。
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今年の冬に一度だけ使う機会がありました。
感じ方には個人差があると思いますが、驚くほど効果があって大助かりでした。
ただし効果はそれほど長くは持続しないように思えましたので、急な降雪で帰り道に困った時用とか、スタック時の脱出用とかで車内に置いておくのがいいと思います。
チェーンやスタットレスには到底及ばないので豪雪地帯にお住まいの方や、長時間雪道を走らせる方にはお勧めできません。
当然の事ですが基本は低速で走るということ、全てのスリップを防ぐものではないことなどは忘れないで安全運転に心がけて下さい。
なお路面がアイスバーン状態になっていたら全くといっていいほど効果は無いように感じました。
あと他の方が書いているように使用後タイヤが白っぽくなったりベトベトしたりするようです。
Norwegian Wood Movie Tie-In
■ 1960 年代、東京。神戸から上京して私立大学に通っている生真面目な学生ワタナベ・トオルは、17 歳で自ら命を絶った親友・キヅキのガールフレンド、直子と東京で偶然に出会った。やがて二人は親しくつきあいはじめるようになるが、キヅキの死は、やがてふたりに異なる影響を与えはじめる。直子はますます自分だけの世界に閉じこもり、トオルは少しずつ外の現実の世界に順応していく――
■ 『グレートギャツビィ』について永沢さんとトオル君が同様のことを話していましたが、20 回以上読んでいるにもかかわらず、読み直すたびにまったく新しい驚きのある作品です。読んだときの年齢によって、心の琴線にひびく箇所が異なるせいでしょうか。講談社の国内向けの翻訳物とは細かいところが少しずつ異なっているので、比較して読んでみると楽しいと思います (ただし、残念ながらこちらはすでに out of print です)。表紙のデザインが、私がミドリだったら「ひどいわよ。あんなのロバのウンコよ」といってしまうかもしれないぐらいヒドイのですが (思わずデザイナの名前を見ました)、ぜひ表紙で判断されることなく内容を楽しんでください。
ノルウェイの森 [DVD]
外国の方が創ったからこそ、このような幻想的な映画になるのだな、と思った。
村上春樹は学生運動後の日本の退廃をずっと描いてきた人だから、この監督の映像美が加わるとデカダンスになる。美しいけどもの悲しく、行き場がない。
松山ケンイチと菊地凛子は本当にうまい役者だなと感心した。
自分なりに役を消化したと思う。とくに凛子は原作の存在を凌駕してしまったので、まったく原作とは意味合いの違う映画に塗り替えてしまった。それは決して悪くない試みだ。
ただ、みどりが良くない。やはりモデル出身だけに表情が硬く、セリフが棒読み。 感情移入、あるいは、感情表現がまだまだ乏しい。
日本語がわかるだけに、彼女のシーンで冷めてしまうのが残念だ。
原作を読んでいれば理解できる作品だが、読んでないと、凛子の同居人のオバサンの存在の必要性が理解しにくいだろうと思う。 実は彼女は大切なトリックスターなので、もう少し存在感が欲しかった。