吹奏楽コンクール課題曲集 Vol.6
私は1978年生まれなので、このCDはまさに3年間の課題曲が入っています。
スゴイです。懐かしいし、思い出がよみがえってきます。
2年生の時は、県大会でも金賞をもらいましたが、東北大会には行けずに悔しい思いをしたのを思い出しました。
私はパーカッションをやっていたのですが、吹奏楽部に入って以来、この10年間はリズムに乗ると、ドラムを指でやってしまう癖が出てしまいます。
それはやはり、今でも吹奏楽をもう一度やりたいからなのかもしれません。
楽器、触りたい・・・。
全日本吹奏楽コンクール2009 Vol.6<高等学校編I>
実際コンクールに行ってこのCDに収録されている団体を聞いていましたが、どこも内容が濃く近年の吹奏楽コンクールのレベルがまた上がっていると思いました。
特に朝一番の市立柏は銅賞を取ってしまいましたが、金賞に勝る名演だと思いました。演奏終了後の観客からの反応がそれを物語っていると思います。
また、各団体の賞発表の時唯一会場から「えっ?」「なんで?」という反応が出たことが市立柏の演奏内容の高さを物語っていると思います。
天理高校は強弱のつけ方がかつての野庭高校に似ていて、聞いていて心地よいダフニスでした。
精華女子は昨年からの勢いで駆け巡るような「華麗なる舞曲」でした。名演の洛南高校に対して、勢いはありつつもしなやかな内容でした。
光が丘女子は、重厚な木管郡が魅力的で色彩も豊かでした。
初出場のコザ高校は、若干のミスはありつつも貫禄のある演奏でした。個人的には銀賞でもいいのにと思いました。
埼玉栄は相変わらずのクオリティで歌心が満載でした。銀賞に終わりましたが、ディズニー音楽というコンクール曲の選択肢を増やした功績は評価すべきだと思いました。
中々値段が高く購入しにくいのですが、このCDは勝手損はない内容ですので是非お勧めします。
金賞よりも大切なこと〜コンクール常勝校 市立柏高等学校吹奏楽部 強さの秘密
一気に読んでしまいました。「金賞よりも大切なこと」というタイトルから最初は気持ちとかそういうことが大切なのかと思ったのですが、読んでみてそんなことじゃないとうことに納得しました。私自身もブラスバンドにいた経験がありますが、ここまで厳しい訓練ではなかったし、ここまで大人扱いされた記憶もありません。高校生はもう子どもじゃない。けれども、親にとっては子どもなんですね。私も子どもがいますが、この本の中に出てくる、自立する子どもを育てていくために大切なことの部分はとても役に立ちました。この先生のように、子どもたちがどうやって自立していくかを常に考えていてくれる先生というのは貴重だと思います。子どもを育てることに迷ったら、またこの本を読んでみようと思います。私もこんな先生に出会いたかったです。