まんがで読む古事記
少し激画調の影響を受けている漫画家さんの作品、人物画(特に顔)の描写は正直、イマイチながら、背景や小物などの絵がとても上手いのは高評価、太古の昔の古事記の世界を上手く描写していると思います、物語もいざなぎ、なざなみ神の誕生から日本が造られてゆく様、アマテラス神、スサノオ神の誕生、彼らの苦悩、その後の物語ととても丁寧に語られていて読んでいて楽しかったです、古事記を全く知らないけれど漫画で手っ取り早く古事記の世界を知りたいという方にもお勧めを出来る1冊ですね。
スーパージェッター Vol.1 [DVD]
正式タイトルは『未来からきた少年 スーパージェッター』
モノクロ版OP等のテロップに入っています。
加納一朗、筒井康隆、山村正夫、眉村卓、辻真先、半村良、豊田有恒
等が脚本を執筆
音楽は山下毅雄
この第一巻のみ
カラーリメイク版第1話が収録
モノクロ版は第1話〜3話が収録
第1話 未来から来た少年
話の流れは共に大差ありませんが
ジャガーのキャラクター変更や
ジェッターの顔が違うとかあります。
まんがで読む古事記 第2巻
現代語訳された古事記を読んだとき、出雲の国譲りの箇所はどうも
イメージしづらかったのですが本書を読むことで解決しました。
冒頭で因幡の白兎のエピソードがありますが、ウサギがかわいくて
何度も繰り返し読んでしまいました。古事記ではサメのことを「ワニ」と
表記してますが、本書ではあえてそのままワニと呼んで原作に忠実なのが
嬉しいところ。魚達が登場し人語を話す描写も愛らしいです。
あとがきで高森明勅氏へお礼の言葉が述べられていますが、1巻の帯で
小林よしのり氏が礼賛していたことと繋がりました(笑)(小林氏は高森氏
から教えを受けているので)。あとがきで作者が原本に忠実に漫画化したかった
旨が記されています。1巻から通して忠実なのが伺えていたので3巻も楽しみです。