GOLDEN☆BEST デラックス 西城秀樹
西城秀樹さんは全盛期にヒット曲が多すぎるため他にいろいろ出ているベスト盤でも収録漏れがたくさんあります。
この「GOLDEN☆BEST デラックス」には52ndシングル(BEAT STREET[1985年9月5日リリース])までのA面曲が全て収録されています。
その後は72ndシングル(愛が止まらない[1995年6月7日リリース])までのうち10曲が収録されています。
秀樹さんの全盛期のヒット曲をひととおり聴きたいけど、いままでに発売されたベスト盤で納得できなかった人には十分満足できるのではないでしょうか。
あきらめない―脳梗塞からの挑戦
引きつけられるように一気に読んだ。感動で涙がこぼれた。だが、一度読み終わって、ハッと我に返った瞬間、何か複雑な想いが心をよぎった。何かが違う。何なのだろう? この気持ちは・・・ 私はそのあと、この本を開くことができずにいる。
秀樹の歌への情熱、どん底から這い上がってきた努力と執念、そしてそれを支えたご家族たちの愛情・・・ どれもすごいと思った。些細なことで悩んでいる頭をブン殴られたような気持ちになる。そういう意味では、ぜひ多くの人に読んでほしいとも思う。
もし、私が秀樹ファンではなく、もっと単純に読めた本だったら、普通に☆5つをつけられたかもしれない。だが、ファンとしては複雑だった。この本を書いた秀樹の気持ちを否定するつもりはないけれど、どうしてここまでさらけ出さなければならないの!? と思った。ここまで知りたくなかったし、(いくら正直なところであっても)聞きたくない言葉もあった。
これは、同じ病気で悩んでる人のため? でも、こんなことは、秀樹がやらなきゃならないことじゃない。秀樹はこの病気の経験者である前に、歌手でありスターなのだ。もっと大切なことがある! 秀樹には、ただカッコいいロック界のスーパースターでいてほしい、永遠のヤングマンでいてほしいと思う心に、一抹の影がさしたようでもあった。それより、本当は、秀樹にはこんな闘病記など出版して欲しくなかった、というのが、正直な気持ちだったのかもしれない。
ファン(というより私個人かもしれないが)にとって、あれは一番触れたくない“忌まわしい過去”であるような気がする。お願いだから、ここから脱してほしい! 世間からもファンからも、そして秀樹自身からも、あの病気の話などが出なくなる頃までは、私はもう一度読むことはない(できない)と思う。
こんなコメントしか書けずに、ごめんね、秀樹・・・
西城秀樹のおかげです (ハヤカワ文庫 JA)
以下、表題作のあらすじとなります。
突然地球全土を襲った恐るべき疫病。残されたのは、たった二人の日本人の男女。なぜ、この二人だけが生き残ったのか?
それは、世界が正に滅ぼうとする極限状況の中で、彼らがかつて日本中を席巻したある流行歌に隠された真の意味を理解・把握し、かつ、その強烈なエネルギーに全身全霊を委ねたため。
そして、宇宙にただ二人残った人類たる彼らは、全ての元凶に出会い、この後の人類の未来を決めるべく選択を迫られる。
彼らが選び取った選択とは?滅びに瀕した人類の未来はどうなる……?
どうでしょうか。全くもって、馬鹿馬鹿しいくらいにSFらしいSFでしょう。
……ええ、嘘は全くついていません。
これは梶尾真治の名作「包茎牧場の決闘」と並ぶ、SFの諧謔精神と懐の広さを高らかに謳い上げる、歴史に残る傑作短篇です。
この評価も、全く嘘ではありません(本当です)。
ええ、嘘だと思うなら、まずは読んでみてくださいな。
あの頃映画 「愛と誠」 [DVD]
武井咲、妻夫木聡でリメイクされた「愛と誠」。
最初の映画化作品がこれだ。
少年マガジンの連載で大人気を誇っていたこの作品だけに、映画化するなら大ヒットしないと大変、ということだろうか、愛役は一般公募ながら、誠役は知名度のある、というよりアイドルとして確固たる地位を築いていた西城秀樹を起用した。
まあ、これ以上の人選もなかっただろう。野口五郎や郷ひろみではイメージ離れ過ぎだし、やっぱり汗臭いヒデキしかないぜ。
作品の出来としては、ハッキリ言うと評するのが難しい。
映画化するに当たって、ストーリーをいじる必要があるのは仕方ないが、特にラスト前の乱闘への展開はどうかなぁ・・・。
また、夜のシーンをカメラにフィルターをかけるかたちで処理しているのも気になって仕方ない。確かに当時よく使われてたんだけどね。
誠が愛を抱き上げるラストシーンは、あれで仕方ないでしょう。目玉ですもん。そして、続編、完結編への「つかみ」の役割もあるんだし。
作品についてはこのくらいとして、愛役の故・早乙女愛さん、新スターだって割に、お色気系の場面がいくつか出てくる。「愛と誠」という作品のストイック性を考えると余計似つかわしくないのだが、その後女優・早乙女愛が歩んだ道を見ると、オーディション通過が決まった時点で、「愛と誠」後にどう使うかの路線を決められていたような気もする。
改めて早乙女愛さんのご冥福をお祈りします。
GOLDEN☆BEST 西城秀樹 シングルコレクション
2012年7月18日発売
西城秀樹ゴールデン☆ベスト
シングルコレクション
これ、スゲー!
収録曲は70年代のヒット曲をメインに23曲収録
まぁ、そこら辺はベスト盤の定番かもだけど、何が凄いかって、ブックレットが豪華なのよ!
全28ページオールカラー!
当時の未公開写真をふんだんに使ってオリジナルジャケットを再構築したような歌詞カード!
金かけてますなぁ!
で、これで\2000!
お買い得!
ジャケットは派手過ぎちゃってぱっと見冗談みたいだけど、よく見ると奥が深いのよ。
裏表紙なんかは龍まで描かれてて、やっぱ龍雄にちなんでいるのかなって!
「またベスト盤かぁ…」なんて言わずに買ってみましょう!
決して損はしないから!