カラフル [DVD]
映画館で涙が止まりませんでした。
自分が気づいていないだけで身近に小さな幸せがたくさん散りばめられてるのかもしれません。
つらいこともたくさんあるけど、楽しみを分かちあえる友達や支えてくれる家族がいる私はとても幸せ者なんだなと改めて感じました。
もっとまわりをよく見て小さな幸せに気づけたら、そのたびにラッキーと思いつつその幸せに感謝していこうと思います。
心をフクフクにしてくれる素晴らしい作品だと思います。間違いなく傑作です!
宇宙のみなしご (角川文庫)
この本と出会ったのは中学生の図書委員をしていた時でした。
気になる表紙に惹かれ、気づいたらあっという間に読んでしまいました。運命の本だと思いました!こんなにいい本はないっ、と思い森絵都さんという人にすごく興味をもち、それからというもの新作が出るたび読んでいます。
しかし、やっぱり「宇宙のみなしご」が一番なのです!
よかったらぜひ読んでください。この本が好きな人には、「リズム」「ゴールドフィッシュ」もお勧めです!!
カラフル
少年に生まれ変わった魂が前世で犯した罪とは?
この謎も、「カラフル」という題名の意味も、最後にわかる。笑いながら感動して、自分のまわりことを見直すきっかけになる、そんな本だ。読後、生きていて幸せだときっと思う。悩める中学生くらいの子どもにぜひ読んでほしい!
Colorful オリジナル・サウンドトラック
原恵一監督渾身の作である映画「Colorful」の音楽担当は大谷幸。
大谷幸といえば、ポポロクロイス物語や灰羽連盟の音楽が印象的だ。
前半は同じ旋律の曲が色々なパターンで演奏される。
はじめは同じ曲が何度も流れているようで退屈するかもしれないが、
何度も聴くとこの繰り返しが心地よい。
後半最後の二曲は大谷幸らしい悲しくも勇気づけてくれる曲だ。
一つはプラプラとの別れのテーマ(本編未使用らしい)、
最後の一つは、監督がオーディションで大谷さんを選んだきっかけの曲だそうだ。
カラフルな大谷さんの魅力を感じたい人にはすすめないが、
大谷さんのファンであれば絶対に買うべきCDだと思う。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)
誰にでも大切なものがある。それが、他人から見れば何の価値もないもでも、必死で
守ろうとする。この作品に出てくる人たちはみんな不器用な生き方しかできない人
たちだと思う。その不器用さが本人たちを苦しめている。だが、時としてその不器用
さは、思わぬ結果をもたらすこともある。誰もが必死に生きている。そのことがどの
話の行間からもにじみ出ている。6編の中で特に印象に残ったのは、表題作の「風に
舞いあがるビニールシート」だ。愛し合って結婚しながら、彼を理解しようとする
ことに疲れてしまった里佳。自分の価値観のために結婚生活を捨て、アフガンで命を
落としたエド。お互いがお互いを必要としていたはずなのに・・・。彼の最期の様子を
知ったとき、エドの価値観は里佳の価値観となる。そのことが胸を熱くする。
生きることを応援してくれる作品だった。