津軽 (新潮文庫)
他のレビューにもある様に、太宰治にとっての故郷「津軽」、西海岸での「たけ」との出会いが今作品のメインだと思います。
これらの内容は、最後に書かれている「解説」を読めば、十分に理解できますので、太宰治を全く知らない人でも問題ありません。
でも、私が注目したのは、この紀行文の独特さ!!
地理上の内容、名所の感想なんかすっとばして、ひたすらに旧友とのどんちゃん騒ぎばかりが続く!!
僕は、風景の描写がだらだらと続く本が苦手なのですが、太宰にそういった風景描写は、紀行文なのに全く見当たらない(笑)
本州の北の最果てまで行って、そこの感想が「鶏小屋」。
名所の風景を見て、檻の中の野獣みたいで人間の匂いがすると言い、自然に触れて、ただおそろしいと言う。
こんな、素直な感想の中に、太宰の色が溢れていて、そして実際に旅行に行ったときは、やっぱり絶景なんかよりも旅先の人と過ごした日々
が中心にあり、でも、そんな関係の中でふっと「津軽」が見えてくる。
そういうものだと思いました。
ゆえに、紀行ものや旅行が好きな人にも、お勧めです。こんな記録の仕方もあったんだって、格好つけてた自分に気づかされると思います。
津軽民謡集
まさに「福士節」である。
鍛え上げられた喉から出る彼女の声は、聴く者をうならせ力が入る。
また独特の津軽訛りも名調子である。
夫の故山田千里氏のバチさばきと掛け声が福士の唄を盛り上げ、
彼女の唄がさらに山田のバチさばきに力を与える。
夫婦ならではのシナジーである。
価格もお手ごろで、津軽の世界を堪能するのにもってこいの作品。
津軽百年食堂(初回限定生産・DVD2枚組)
一見変哲のない大衆食堂にエピソードを拾ったお話だ。オリエンタルラジオの二人の好演が光っただけでなく、三代目大森哲夫を演じた伊武雅刀が素晴らしい。東北人の土性っ骨を、男親のからりとした息子への愛情を、そして自分が誇りとする蕎麦へのこだわりを、主役級の活躍で魅せる。哲夫の息子で東京に出たものの、定職につけない陽一が哲夫の交通事故をきっかけに弘前に帰ってくる。祖母の願いを入れて蕎麦屋を再開する陽一。短期のつもりで始めた蕎麦屋だったが、故郷弘前での暮らしの中で陽一は都会で磨り減らした何かを取り戻していく。そしてもう一人。カメラマンを目指しながらまだ迷いのある筒井七海、偶然陽一と知り合った彼女もある事件をきっかけに弘前に帰ってくる。郷土を愛し、郷土に誇りを持つ社会に回帰した二人は馴染みの景色、馴染みの顔と出会いながら、生きるエネルギーを取り戻し、それまで曖昧だった自分の立ち位置を踏み固めていく。東北青森の「地縁」の底力、続いてきたものを守ってゆこうという意気込みが、我々が心の奥に仕舞いこんでしまった古い魂を震わせる。この作品、幕間もうまい。作品に挟み込んだ岩木山の映像がとても印象的、原風景の意味と重さが味わいを補強する。ありふれた暮らしをありのまま撮ったような作品だが、見終わったとき、満足感がじわり湧き上がる好作品だ。
中田有紀×津軽鉄道~私の津軽を巡る旅~ [DVD]
美熟女中田有紀37才を1時間ずっと見続けていたい方におすすめ。
一緒に旅しているような気分になります。
DVDの画質はアナログ時代のビデオ?と思う位良くない。
中田さんは厚化粧気味です。
太宰治について色々興味深い内容があるので太宰ファンは見る価値があるかも?
津軽完熟林檎ジュース 白ラベル 1000ml×6
初めて津軽完熟りんごを飲んだのは,新宿三越の地下の食料品売り場の一角にあるスコーン屋さんでした。 思わず店員にこの店でだしているジュースはどこで仕入れているのと聞いてしまいました。 そのとき 店員が教えてくれました「津軽完熟林檎 です」と!それがこのジュースとの出会いのキッカケです。もんだ瞬間に生のリンゴかじってるような感覚が衝撃でした。早速インターネットで検索し、amazonで注文しました。