モーツァルト療法 ~音の最先端セラピー ~1.もっと頭の良くなるモーツァルト ~脳にエネルギーを充電する音
要は、モーツアルトのオムニバスCDだが、バックグラウンドで流しながら読書したり、勉強したりするには最適。モーツアルトが好きな人や演奏者にこだわる人にはお勧めしない。
必ず役立つ 吹奏楽ハンドブック コンクール編
大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部顧問の丸谷明夫先生監修と書かれると吹奏楽関係者や吹奏楽に興味を持つ者は手に取るでしょう。まして「コンクール編」と銘打たれているわけですから。
丸谷先生の文は「はじめに」の2ページだけです。また導入編として第1章に「コンクールに参加する!」とあり、参加するための流れやスケジュールと7ページの分量で書かれてあり、第2章で「サクラのコンクール必勝列伝」という6ページの分量で漫画が記してあります。内容はオーソドックスですが、あえてこの箇所を漫画にする必要もないでしょう。
初めてコンクールに取り組む吹奏楽の顧問や現役の部長が心覚えとして知っておくことを確認するのには有益でしょう。情報と言うのはあればあるだけ役立つと思います。ただ、もう少し多くのページを費やして掘り下げた内容を期待したのも事実です。なにしろ「コンクール編」という文字は重みをもって伝わってきますので。
第3章では、ホルスト作曲『組曲第1番』を取り上げて、各パート別に練習したり演奏するポイントが記されていました。各楽器のパートリーダーはこの箇所は必読でしょう。また新米指揮者にとってもそれぞれの楽器の特性は知っておく必要がありますので、是非マスターして欲しい内容だったと思います。
この『組曲第1番』という選曲はいいですね。譜面ヅラは平易でありながら、合奏するとアンサンブルの良さが感じられ、和声の展開とメロディの美しさが特徴と言えるでしょうから。
76ページ以降の「合奏の心得」では、丸谷先生指揮の淀川工科高等学校吹奏楽部の練習風景が書かれていましたが、内容のある言葉が並んでいました。流石に何回もコンクールを制してきた方の練習の重みは違います。
83ページ以下の上級編では「スコアの読み方」が書かれています。確かに高校生にとっては「上級」かも知れませんが、指揮をする場合は必須の訓練ですので、実践で繰り返し理解して欲しいでしょう。ここももう少し深い内容も掲載してほしいですね。上級編なら尚更です。なお、「はじめての和声学」は書かれているように「基本中の基本」でしょうから、もっと別の本で深く知る必要はあると感じました。もっともこのあたりはどこまで丁寧に記述すればよいか判断に迷うところでもありますが。
ヴァイオリンピース 葉加瀬太郎 エトピリカ/情熱大陸/To Love You More (ヴァイオリン・ピース)
この楽譜は中〜上級者向けだと思います。
情熱大陸やエトピリカを弾きたい人にはいいと思います。ヴァイオリンとピアノの両方の譜面とヴァイオリンのみのパート譜があるのも便利です。
ただ私はTo Love You Moreが弾きたくて買ったのですが無駄なアレンジが多くてがっかりでした。とても弾きにくいし原曲の魅力が半減していて残念です。これなら自分で曲を聴きながら譜面を書いたほうがいいと思いました。なのでTo Love You More目当ての人にはちょっとオススメできないです。値段は安くてオトクですが
モーツァルト療法 ~音の最先端セラピー ~3.癒しのモーツァルト ~耳と脳の休息の音楽 ~
モーツァルトの曲は脳に良いと聞いて、初めてモーツァルトのCDを購入してみました。
確かに、優雅でいかにも癒されそうな曲たちです。
しかし、自分好みかと聞かれると「う~ん」って感じです。
私のように迫力のある演奏が好みの方はよく考えてから購入することをお勧めします。
ゆったりした曲がお好みの方には満足できるCDであるとは思います。