ROCK PIT
全曲ハイカラプロデュースの4th Album「ROCK PIT」です。
全体を聴いての印象として、
メンバーそれぞれの成長をあらゆる所に感じれたアルバムです。
特にマーキーはデビューしたての頃から、格段にレベルアップしてます!!
このアルバムで、彼らは一つの到達点に達したような気がしました。
これからが勝負だと思います。
一方でボーカルのマーキー、ユウスケは
曲の雰囲気に合わせ、ボーカル・スタイルにさまざまな変化をつけています。
ユウスケはデスヴォイスをむやみやたらに発していなくて、
ヘヴィーな曲では惜しげもなくデスヴォイスを、POPな曲では前向きな雰囲気に歌ったりと、
うまい事使い分けをしているので“しつこくない”です。
またアレンジでもアコギを用いたり、スクラッチを用いたり、
ボーカルでは、テレフォンボイスを用いたり、一部ボコーダーを用いたりと、
ヘヴィネスであり、POPであり、またフォークチックでもありと、
今までのハイカラにはなかったものが出てきています。
「Break now!」はユウスケがリードボーカル、マーキーがバックボーカルと、
普段のパートをチェンジしてますし、
「メキメキ」ではマーキーが、どう聴いても私には北出菜奈を思わせるような、
かなりクセのある歌い方をしてます。
また「ZERO SYMPATHY」や「TOXIC」、「EARTH」、「東京ナイト」など、ハードな曲ではドラムのSASSYが、
本格的に2バスの連打(ブラストを含む)を多用したドラムプレイを披露してますし、
「手紙」では初の作詞に参加したりしてます。
個人的にこのアルバムは“ハイカラの一つの分岐点”となるAlbumだと思いました。
というのも、
3rd Album「参」までの作品はHΛL(梅崎俊春、清水武仁)によるプロデュースでしたが、
「Dreams」以降は、ほぼセルフプロデュースで制作してきたので、
このアルバムでひとり立ちしたとも言えるかもしれません。
特にドラムなどの楽器隊のサウンドがより前面に出てきていますし、
バスドラは今までの作品で一番聞き取りやすいです。
とにかく、ホントよくここまで成長したねと感じさせてくれたアルバムでした。
ステップアップを期待して、星5つとします。
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ついに動き出した最終章、始まった「約束の日」は懐かしい面々が次々と復活します。
どこもインパクトが強く印象に残るシーンばかり。
人それぞれ印象に残った、あるいは気に入ったシーンというのは違うのでしょうけれど、本巻に限ってはどのシーンを上げられても納得してしまう程の力が溢れています。
そしてこの段階でまだ見せ場のないキャラクターもおり、また新たな要素(人形兵士など)が動き出したこともあり、クライマックス間近とはいえさらに物語が意外な展開を見せてくれそうです。
ここまで読者を飽きさせる事なく良い意味で裏切り続けた作者さんですから、これからさらに予想だにしなかった展開が待っていることでしょう。
そして、怒涛の展開を見せる本編に比例してはっちゃけてるおまけコーナーも必見。
個人的にはアルフォンスの「ネコだから!!」が大好きです。
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所は中国のような感じ、時代設定は楊貴妃のいた頃でしょうか。
星の宿命を生まれながら背負った者が2人現れる時、国は滅びゆく運命となる。
そのひとりである主人公の少年は、父親の道場らしき場所で平和に暮らしているのですが
ある日、1人の男が力ずくで押し入ってきます。
思いっきり解りやすい悪役の顔ですが、メチャクチャ強いです。
その男の目的はこの場所で密かに守られていた非常に大切なものを奪う事でした。
ちょっと古い時代設定ですが、気功を使う拳法のような戦いが懐かしい、
なかなかおもしろい作品です。
キャラクターは少しゴッツくて地味な感じですが、素朴な感じでいいと思いましたよ。
主人公はビジュアル系ではなくて、熱血肉体派のキャラで親しみやすかったですね。
小中学生の男の子向きアニメではないでしょうか。
コンティニューvol.36
( 1 ) 巻頭特集は、CSのフジ721で放映されている 「 ゲームセンターCX 」 。
このような企画ものの番組は、興味ある分野なら、とことんハマりますが、
毎週見るほどの引きがあるかというと、何ともいえません。
しかし加入していない私でも面白そうと感じるものも幾つかあり、
ファンならば読んでいて楽しめるものと思います。
( 2 ) 今のところ毎号購入している目的である 「 saku saku 」 特集は第21弾 !
浪人生Neoと黒幕さんが、秋葉原のツンデレカフェに行ったときの模様が収録。
番組のオンエアも見ましたが、店員の態度、凄すぎ。この紙面からも、それがうかがえます。
また、MCの中村優ちゃんのインタビューもあり、読みがいがあります。
( 3 ) ほかでは、ゴダイゴのボーカリスト ・ タケカワユキヒデ氏の話などもあり、
彼が、昔書いていた小説や漫画について語るところは面白かったですね。
内容がバラエティーに富んでいて、大きさが150mm×198mm ? ( 面白いサイズだなあ )
というコンパクトさも、持ちやすくて良いと思います。