アレキサンダー
炎のランナーやアンセム等を手がけたあのニューエイジの巨匠、ヴァンゲリスが放つ映画アレキサンダーのサントラ。
他のレビュアーが記してある通り内容は全体的にとてもすばらしい!
オープニング、エンディング、戦闘曲、宗教っぽい曲等、ハリウッド超大作映画にふさわしい超大作サントラと言ってもおかしくはない。
だが残念な点が2点ある。1つは映画内では使われていた曲が数曲入っていないところ。(個人的にはマッロイ人との戦闘の時にアレキサンダーが「突撃ー!」と言って親友のへファイスティオンと共に勇敢に立ち向かっていくときの曲)もう1つは曲によってだが1曲と1曲の間がなくそのまま続けて次の曲に移ってしまうところだ。
そういうわけで評価は最高の5ではなくすばらしいの4ということで。
でも買う価値は絶対あり!
1/35 アレクサンダ アキト機 (コードギアス 亡国のアキト)
各部のモールドやディティールはすごくいい。組む難易度は1/144HGのガンプラより多少難しいがそれでもサクサク組めた。
難点は関節部のパーツ構成で、まあモールド入りのポリパーツだから剥き出しなのは我慢するけど、受け側(プラパーツ)にポリパーツの切り欠き部を合わせる構成の為、関節を曲げるor上腕接続軸部で回転させる、肩を回すなどのポーズ調整で簡単に外れてしまう。また、手首部はプラとABSパーツのテンションのみで保持しているため、頻繁に付け替えやポーズ調整するには向かない。ちなみに手首パーツはボールジョイントではなく棒状の一軸接続、回転軸は有るけど角度は切り貼りしないと付けられない。それと部分塗装派の諸兄に注意、肩の黒い部分は一度シール貼って当たり付けて筋彫りしないとガイドが無いから変なところまで塗ってしまうかも。
虫形態での追加パーツ(取説では拘束具と記載)は、接続部(♂側)が折れやすい。切り欠き入れてスライド方式にするなり、折れやすいピンは飛ばして磁石接続にするなりした方がストレスは無さそうに思う。
全体的に「無理やりこのサイズに落とし込んだ」感が否めないところ(特にパーツ構成面)もあるが、値段や組みやすさ的には十分といったところ。A3ブランド辺りで20cmクラスのキットになれば上記の不満点も解消されそうだが、まぁ無理だろうと諦める。
ジェントル・バラッズ
「スイング・ジャーナル」というレコード会社の広告満載で、つまらないジャズCDも褒めるので有名な雑誌の2004年の年間賞の銀賞を受賞した。しかし、「SJ]誌がレコード会社と癒着しているにしても、このCDはいい。当代一のサックス・プレーヤーがジャズファンなら誰もが好きなバラッズを吹くのだから悪くなりようがない。まず一曲目の「ミッドナイト・サン・ウィル・ネバー・セット」で背筋がぞくぞくする。「ソウル・アイズ」「ハーレム・ノクターン」などスタンダードが多いので誰でも楽しめる。プロデューサーはヴィーナス・レーベルのオーナーの原哲夫氏。エリック・アレキサンダーの何枚かのCDの中でもみんなに愛される一枚だ。(松本敏之)
アレキサンダー プレミアム・エディション [DVD]
最初の1時間ほど。
ここまでは、「トロイ」などのような、スペクタクル
歴史劇の、壮大な戦闘などが「見所」かと期待して観ていた
わけですが、他と比べると、ペルシャとの
戦闘シーンも、史実に忠実にしたせいか、
あんまりね・・凡庸な映画なんだなあ・・と
思っていました。
オリバー・ストーンも鈍ったものだと・・
ところが、後半。
アレキサンダーがインドに入ったあたりから一変。
これは、すごい。
この映画は、古代歴史劇のスペクタクル「のみ」を見せる
娯楽映画ではなかったんです。これは、1人の人間の内面の
成長と葛藤の物語。
これは、アレキサンダー大王という歴史に残る偉大だが
残虐な暴君の内面を描き出す、同時に、古代ギリシャ、
マケドニア、ペルシャ、中央アジアをめぐる、
その時代の再現を求めた超大作でした。
特に、インドの密林での、象軍隊との死闘と、
クライマックスの騎馬姿のアレキサンダーと、
象上のインドの将軍の、絵画の
一瞬を切り取ったかのごとくの、対峙シーンは圧巻。
その後、密林が真っ赤に染まった映像が続きます。
音楽はヴァンゲリス。いうことなし。
・・ということで、近年まれにみる、
古代歴史劇の超大作です!!
アレキサンダー【Blu-ray】
繰り返し3回みました。ハリウッドによくある単なる娯楽映画ではないのですが、結局のところ、監督がアレキサンダーの何を描きたかったのかがよく分かりません。歴史上、ハンニバル、スピキオ・アフリカヌス、あるいはカエサルとも並び称される軍事上の戦術の名手という面を取り上げた訳ではありません。マケドニア出身の若い王がなぜ世界制覇を目指したのかという面に焦点を合わせたわけでもなさそうです。ヘファイステオンとの禁断の(永遠の)愛を描いたいうには、扱いがやや控えめです。結局???? でしたが、時間をおいてまた観賞します。