ラブセラピー 紗奈 ~愛のお嬢様セラピスト~
As with the other products the material is good, but the size is too small. Who are they targeting with these products, children.
Light In a Small Prism (DVD付)
スフィアと比べると、ずっとアイドル色が強いです。明るいアイドル・ポップスを中心とした、明るく楽しいアルバムだと思いました。
歌声は歌唱力全開というより、明るくて親しみやすい感じ。
コーラスで賑やかさだったり、キュートさだったりを更に加えている感じです。
ユニットのコンセプト、"キミとセツゾク"をそのまま曲名にした1曲目「キミとセツゾク。」は雰囲気が好きです(ちょっとPerfumeっぽい感じがします)。
(配信のみを含む)シングル勢の「あなたにVacuum!〜ちょいかため〜」「You May Dream(オーロラライジング Ver.)」「恋する乙女のカタルシス」「あなたにVacuum!〜ちょいやわらかめ〜」は特に良かったです。楽しい曲です。
9、10、11曲目に、3人それぞれ自ら作詞したソロ曲があります。3人で歌っている曲とはちょっと違う感じの曲です。
DVDには、MV4曲(約15分)と「ロード・オブ・ザ・LISP 2010」(約33分)が収録されています(計約48分)。
「ロード・オブ・ザ・LISP 2010」は、初顔合わせ〜「恋する乙女のカタルシス」のMV撮影あたりまでのドキュメントで、最後に映像を見た後の3人の会話が入っています。あの時はこうだった、みたいな会話をしています。
クローバーの国のアリス―ホワイト・コーリング (一迅社文庫アイリス)
クロアリ本で今回のお相手は白兎の宰相です。
読み終わった後に気づいたのですが。
これは前編で、初めての続きものという形態になっています。
続きは気になるでしょうが。
安心して読めるので、後編を待つことなく楽しめます。
ゲームと同じで、ドアの呼びかけに心が揺れるヒロイン。
周りに心配をかけないように振る舞うアリスですが。
滞在先の帽子屋敷の住人は勿論、他の住人達も感じとっています。
さりげなく、彼女に気づかれないように守り、言葉をかけたり、守ったりしてくれます。
皆に愛され、守られ。
現実ではありえないだけに、読んでいると、本当に気持ちよく女王様気分にさせてくれます。
白兎の愛の言葉をなかなか信じることのできない彼女の心情と態度。
それは現実の女性でも感じるのではと思うので。
ある意味、残酷な部分も見せられた貴分になります。
所々、少し気になる部分かあります。
鼠のビアス、可愛い彼が引いていた大きなトランクケースの中身は。
マフィア達の抗争に終着は。
アリスがエースに感じた違和感の正体は。
ゲームをプレイした人なら、おおまかなあらすじはわかるし、予想もつくのではないかと思います。
でも、文章で読むのとゲームでは受け止め方が違うと思います。
まるで、嫁入り前の娘を心配するようなハンサムで男前、過保護な父親を演じるブラッド。
時折、信じられない表情を見せながらも、愛の言葉でアリスを溺れさせてしまうペーター。
チョッカイを出してくる住人達にも愛されながら楽しんで読める内容です。
漫画も少し収録されていますが。
この作者は、本当に楽しませてくれます。
hide and seek
前作「ユメ,ミル,ココロ」と雰囲気を共有するような作品。今回もバックはバンドサウンド。やはりバキッとしたサウンドのほうが声が際立ってよく聴こえると思う。展開的にはABメロでシンプルなビートを刻み、サビになって重なり、間奏でギターが唸る。構成は3曲共通な印象。なので面白みはない。そこはまぁ、期待するべきところじゃないのだけれど、やや単調さも感じた。
表題曲の「hide and seek」はくすぐったいようなサビメロが印象的で、特にCメロが気に入った。「サボテン」は誕生日の歌。これは詞で全てを語っている感じなので、歌やメロディーの力をあまり感じない。「星の缶バッチ」は鍵盤も絡んでくるポップナンバー。これも物語調で、片思いの歌ながらかわいい雰囲気が伝わってくる。
爽やかなサウンドとポップなメロディーは非常にいいと思うが、前作とあまり差異はなく、比べてしまうと全体的に劣るというのが正直なところ。個人的に詞が惜しい。3曲とも同じ作詞作曲者のラブソングなので余計に。特に歌声に癖がない分、もっと引き付ける言葉や力強い部分も必要だと思う。詞だけ読めばそうでもないが、歌になると「言うじゃない?」では、ちと弱い。その微妙さがおもしろくもあるけれど、3曲続くとさすがに。
ファンなら買いな作品だが、やはり1曲くらい飛びぬけた曲、或いは変化球が欲しかった。
それでもコンセプト作品としてみれば統一感もあり良作。今後は新たな展開や、作詞:伊藤かな恵なんてのも期待したいと思う。