経絡ストレッチ&リンパマッサージ
東洋医学の専門家が書いた本にしてはとても読みやすかったと思います。
また、綺麗な写真がとても多く、本というよりは技術書としての価値が高いと感じました。
経絡について書いている本はとっても小難しく素人には分かりにくい。
反対に、マッサージやリンパマッサージの本は、簡単すぎて面白くない。
いずれにしても中途半端は良くないと思いますが、この本はそれらの真ん中にスポットを当て上手くまとめた技術書といえるでしょう。
特にカウンセリングシートを用いてタイプを分け、そこから狙うべき経絡や、ストレッチ、そしてリンパマッサージを決めるという考え方はとても斬新でした。
また、症状別に経絡マッサージ、リンパマッサージ、そして簡単なエクササイズまで紹介してくれているのでとても親切ですね。
そこにも著者が長年、マッサージや整体の学校を運営している強みを感じました。
ただ、著者が東洋医学の専門家だからなのか、リンパマッサージの理論や説明が少し少なかった事が残念に思いました。
うつ 頭痛 めまい 不定愁訴 「首こり」をとれば90%以上完治する (実用単行本)
思わず納得してしまうタイトルだったので買ってしまった。 タイトルだけでも希望が出てくる本ですね。 首が固まっていれば脳からの信号が体に伝わらない。 そして、体が異常反応を起こす。 しかし、安易に繊細な首をただ揉めばよいわけではない。 首は本当にデリケートだ。 そこら辺の事も気を使いつつ丁寧に紐解いてくれる希望の本に思えます。 さあー治すぞ〜〜。
病気をその原因から治すホメオパシー療法入門 (講談社プラスアルファ新書)
そのタイトルの通り「ホメオパシー療法」というまだ日本では馴染みのない療法の入門書である。
現在主流の診療科別の西洋医学の対症療法では対応できない病気の症状を治す。
西洋医学に比べ、緻密で長時間の問診で病気の深い原因を探り、患者の主観的症状に対応し、それに合ったレメディーというものを服用し、自然治癒力を呼びさますという療法。
レメディーとは、自然界にある植物、動物、鉱物などを原料として、それらを天文学的以上に無限に希釈し、震盪を加えたものである。副作用もなく、妊婦でも新生児でも安心して飲める。薬を飲み続ける必要もないから、安上がりである。検査で異常が出ない不定愁訴にも対処できる。表面の症状だけでなく深い悲しみも癒すことができる。そういう治療法が「ホメオパシー療法」なのだそうだ。
トラウマや人間関係の歪みを軽減し、不眠、目眩、頭痛、肩こりが軽快したり、家庭内暴力、不定愁訴、うつ状態などから解放した臨床例も豊富に載っていた。
親切にも巻末にはこの療法の「病院案内」、「家庭での治療法」、「症例別レメディー事典」まで付録として掲載されている。
私はこのような「もう一つの西洋医療」をまったく知らなかったが、今後はこのような、診療科別に峻別された西洋医学の対症療法だけでは解決できない病気を患者本位で、その患者の全体像(パーソナリティー)から診るホリスティック医療が必要だと思った。
だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調
この頃どうにも不調続きで、
「たいへんな病気だったらどうしよう」
「病院へ行くとしても、何科へ?」
と、思っていたところ、友人にこの本をすすめられました。
コミックとイラスト入りで、
女性特有の不調のあれこれについてわかりやすく書いてあるのが、よかったです。
読んでいるうちに、「自分だけじゃないんだ」と、気持ちが楽になって、
「とりあえず、お医者さんに相談してみよう」と、
行動に移すきっかけになりました。