ビョークが行く
風変わりであると同時にとてつもなくファッショナブルないつものビョークでなく、まるで代官山で見かけるコジャレた少女のようなビョークのまっすぐでいて、おとなし気な表情がこちらを見つめている表紙が印象的な本書は、「アメリカのロック界屈指のフェミニスト」であるエヴァリン・マクドネルによるビョークの伝記、ではなく、訳者も説明しているように、一種の「ラブ・ストーリー」である。だが、洋楽(死語?)のCDの国内盤を買う度についてくるライナー・ノーツにありがちな、「この人ちょっと頭弱いんじゃないかな」とリスナーに思わせるロック評論家ふうの耽溺ぶりは本書では残念ながら(?)味わえない。「ビョークに恋した」だけあって、よくデキた男さながらビョークをとても丁寧にあつかっている。ビョークのことをまだよく知らない人、ビョークに病気な人、そしてビョークのことをあまり良く分かっていない人、みんなに読んでほしい。11歳でのデビューから(シュガーキューブスはもちろん、幻のバンドスピット&スノット、ククル情報まで網羅)映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』最新作『ヴェスパタイン』、そして2002年の出産に至るまで、ビョークのすべて、は分からないにしても(なんせ彼女はもうわたしたちの想像を遥かに超えた宇宙の生命体だから)、わたしたちは自分に必要な何かをビョークから分けてもらうことは可能だろう。
グレイテスト・ヒッツ
新曲以外全部聞いてますが、すべて名曲です。特にHyper-balladは俺の人生の中で最も衝撃的な曲のうちの一つに上げられます。loveやkissなどの言葉の全くない歌詞ですが、とてつもなく切ない。メロディーと音とBjorkの訴えるような声だけで、一つの話というか世界が出来上がってます。これはもー聞くべきっていうか聞いてください!俺は迷わず買いです。Familly Treeも買います。
ヴォリューメン+2 [DVD]
~見てると思考がビョークにすいこまれて いかん
しかし動いてるビョークなだけでもう買うのですよ 人は
冷静に見るとつまらないのも多少あるし、見れば見る程いいのもあるしで
その辺はその辺。
ヴォーカリストとしてだけでなくビジュアルイコンとしても素材として最高級 かつ
~~
大きすぎる程の存在感、手綱をとるのが大変そうだがそこが監督の力量なもんで、
つまりはビデオの出来不出来は監督達のビョークに対する愛の大きさによっておのずと表れてしまっている、と、思うんですがね、どうでしょう。~
コンプリート・ヴォリューメン 1993-2003 グレイテスト・ヒッツ [DVD]
18回ほど「うわ~、やられた~」と叫んでしまいました。ミュージッククリップが映像表現であると改めて思い知らされました。そっち方面(デザイン・映像)のヒヨコちゃん達は絶対見た方がいい。特に私は20曲目が大好き。ナイトビジョンを使うアイデアも素晴らしいが、お腹が大きいビヨークさんがすげー楽しそう。「さすが姉さん、相変わらず体はってますねぇ」てな感じ。星5つ文句なし、ボリューメン+2も買って持ってるけど、全然文句ナシ!!
ビョークの世界
Bjorkの本を初めて買ったのですが、大変満足しています。彼女の誕生から、シュガーキューブス時代、そして現在のソロに至るまで、4thアルバムverspertineまでの楽曲、未収録曲、バンド時代の楽曲のほぼ全ての解説が付いていて、大変興味深く、これを読んだ後またアルバムを聞きたくなること請け合い!
写真も豊富で、すべてのページがカラーなので読みやすく、どっぷりと彼女の世界に引き込まれていきます。日本のファンにはなかなか伝わりにくい当時の彼女の周りの状況とか、レコーディング風景、当時誰と付き合っていて、どのような評価を受けたのかが詳細に描かれています。彼女の世界をもっと知りたいと考えている方にはお勧めです。またアルバムがリリースされたらこのような本を出版してほしいと思います。