機甲創世記モスピーダ コンプリートアートワークス (ENTERTAINMENT ARCHIVE SERIES 8)
模型誌の書籍紹介を見て購入しました。
話は個別に面白回(話が印象に残っていても…)もありますが、全体を通すと 無理やり説明不足で終わらせたイメージしかないので、アニメの話よりも設定画稿をまとめた本が欲しいと思っていたので買いました。
読後の感想は、現状では「ベスト資料」だと思います。
…良いところ
学研の「アニメディア」別冊はキャラクター中心構成でしたので、設定画など過去の掲載誌には無い物が多数見受けられる事(個人的は見たかった「シノブのカメラ」掲載が嬉しい)。
…残念なところ
設定資料面…バンダイ「アートミック」の大型本に収録された 第一次降下部隊(兵器対比図に描かれている)兵器類の画稿類が掲載されていないこと(コンドルとコンバートしか残ってないのかも…)。
広告関連…今井科学や学研が 模型店店頭で販売した小雑誌(50円売り)の記述がない…ともに2号で終わっています。
模型関連…調査不足が目立ちました。
学研の「レギオス アーモソルジャー」のプラモデル3種の記述なし。
今井の「レギオス」の肩「ミサイルポッド」を今井オリジナルとの誤記。(設定画稿にちゃんとありますし 当時学研のプラモデルにもついてました)
LSの 200円売りステック タイプのみの 「アーマーサイクル」「アーモソルジャー」、100円売り「レギオス」3種 3形態の記述なし。
トレッド…番組終了後に WAVEより今井レギオス対応 レジン製キット「アーモボンバー」の版権許諾製品が出ておりました。当時の「Hobby Japan」に作例記事あり
重箱の隅をつつきましたが 現状では「入手しやすいベスト資料」だと思います。
機甲創世記 モスピーダ COMPLETE DVD-BOX
何といってもOPの「失われた伝説を求めて」がカッコイイ。
登場キャラクターも個性的で楽しく観れますよ。
イエローの声を男性と女性両方キャストされているという珍しい試みもされています。
作画がちょっとあれな感じもしますが、時代性を考えたら許容範囲です。
是非ご覧頂きたい!
1/72 機甲創世記モスピーダ レギオス エータ アーモソルジャー
荒牧氏リファインということでデザインはよいです。
分割が腕、足共に白いパーツの中央に来ますが、
凹部は片側に寄せてあるので、中級者には処理は楽でしょう。
足の場合は正面に分割線が来ないので、良い感じです。
気になるのはポリキャップのがたつき、緩さ。そして可動部。
特に足ですが、ヒザは三重関節(!)、つま先、かかともポリキャップ接続で
可動と頑張っているのに、足首のボールジョイントがすね側に配置してあり、
可動範囲がいささか狭いです。
ダブルボールジョイントではなくても足首側に配置してあればだいぶ可動範囲を稼げたはず。
(なぜそうしなかったのか?)
また、股関節のボールジョイントはもっとがっちり固定できるはずです。
肩は手前に引き出せるようになっていて、最近の仕様を取り入れています。
左肩に取り付けるミサイルポッドはなぜか1.5mmの穴を
ユーザが開けないと接続できない仕様となっており、
スナップフィットコンセプトとミスマッチな感じがあります。
ミサイルポット側は開口したパーツで、肩パーツ側はミサイルポットを付ける場合と
付けない場合を用意してあればと思うのですが。
WAVEも1/144テムジンからインジェクションキットを発売してから結構経つので
もう少し頑張れるような気がします。
全体的にはいいものだと思います。
機甲創世記モスピーダ Vol.1-3
僕が最も敬愛する作曲家「久石譲」
放送当時から大好きで3枚ともLPを買った
けどいつしか失ってしまい
他の2枚はCDで手に入れたが
ライブアットピットインだけはなかった
全部一緒だなんて・・・
それでも、ぼくのサックス奏者としての原点がここにあります。
最高です!!!
機甲創世記モスピーダ Complete BOX [DVD]
いわゆるリアルロボット系のテレビアニメ。放映時は視聴率がいまいちで、予定より早く終わってしまったらしいが、そのまま埋めるにはもったいない作品だと思う。
インビットと呼ばれる宇宙人に侵略された地球。多くの人間は火星や月に非難する。そしてそこで体勢を整え、地球奪還作戦を開始する。しかし作戦は失敗に終わり、生き残ったスティックは仲間を増やしながら、インビットの本拠地「レフレックスポイント」を目指す・・。
なかなか凝った設定で、面白い。インビットの存在も、ただ単に侵略者としてではなく、生きるための進化をもとめて地球に来た生命体として描かれ、奥が深い。
キャラもなかなか魅力的。メインキャラは7名ほどだが、それぞれにきっちりと個性がでているし、彼らの過去に焦点をあてたエピソードもある。また、よくある仲良し集団として描くのではなく、何度も衝突を繰り返しながら旅を続けるところが、人間らしくていい。
そしてなんといっても魅力的なのがメカニックである。バリエーションはあるが、大きく分けると三つのメカが登場する。バイクが変形し、アーマースーツになるモスピーダ・三段階に変形する大型兵器レギオス・レギオスの追加装備だがそれ単体でも変形、戦闘可能なトレッド。この三つのデザインは今見ても間違いなく秀逸である。それは最近になって多くのメーカーがモスピーダ関連のフィギュアを製作していることでも証明できる。スピード感のある戦闘シーンも迫力があり、見ていて楽しい。
確かにおかしい設定や絵柄もあるし、いきなり恐竜や竜がでてきて、なんじゃこりゃと思うこともあったが、魅力も満載で、純粋に楽しいロボットアニメではないかと思う。あと、このDVD−BOXは安い!アニメのDVDは高額なことが多いが、6枚組みでこの値段は素晴らしい。見習ってね、バンダイビジュアルさん。