ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション [DVD]
劇場公開版では入らなかった名場面がいっぱいです。
このDVDのために音楽も追加されてます。
特にキャラクターのファン的な見所としては、
・ボロミア(裂け谷以降全編に渡って出番いっぱい追加されてます)
・レゴラス(ロリアンのレンバスのシーンが無邪気)
・ギムリ(奥方とのやり取りが可愛い!)
・ガラドリエル(あの笑顔!劇場版で入らなかったのが惜しまれる)
・ハルディア(アップ増えてます。第2部でファンになった方は必見)
など。本当にカットされたのが惜しいシーンばかりです。
3時間半は確かに長いですが、自家用DVDなんだから無理して一気に見る必要は
無いわけですし、自分の見たい所だけor時間のある時におやつでも食べながら
ゆっくり鑑賞するのも良いんじゃないかと。
オーディ!オ・コメンタリーのキャスト編は時間を忘れるほど面白いですよ。
イライジャのファンは必聴かも。ホビット役の4人が本当に仲良さそうなのも嬉しい。
特典ディスクなんかは完全にマニア向けですが、この作品に惚れ込んでる人なら
全部見て損はしないはず。特にアート部門やCG技術は素晴らしいです。
撮影風景もキャストとスタッフの仲の良さが伺えて楽しくなります。
これだけ盛りだくさんの内容なら安いと思います。
ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング
全実績解除かつ各難易度クリアかつ5週したのでレビューします。
感想は、面白い、、とにかく面白い。
ただ面白いの一言で片付けてしまうわけにはいかないので、
簡単に順を追って良い点 悪い点にまとめたいと思います。
といっても書き終わった時点でかなり長くなりました。
☆良い点
1.全体的なバランスが素晴らしい
PCゲー的なオンラインRPG要素と箱ゲーならではのアクション性と映画ロードオブザリングの雰囲気、
この三つがバランス良く配合されていると思います。
2.戦闘が普通に楽しめる
ゲーム序盤の戦闘では、
X(弱攻撃)、Y(強攻撃)ボタンの二つだけで特に何も考えずさくさく進行でき、かつ楽しいです。
戦闘の使用については、一昔前の正直まんねり感あるスローアクションが多様されますが、
これがこの作品では調度良い感じで使われており、要所要所での爽快感が気持ち良いです。
3.スキル要素がわくてかする
ゲームに慣れて余裕が出てくるにつれて徐々にRPG要素がこれまた良い感じに加わってきます、
レベルが上がるごとにスキルポイントと能力値が与えられ自分の好きなようにキャラメイキングできるのですが、
これが相当面白い。
三種類のキャラそれぞれ固有にスキルを多数持っており、
スキルポイントを割り当てることにより使えるようになったり、効果を強化でき、
さらに能力値を振り分ける事により自分独自のキャラ構成が可能です。
)例えば防御無視で攻撃重視にし、敵軍につっこみ薙倒しまくる。
援護系スキル重視にしてひたすら後ろから回復スキル等で味方をサポート。
防御重視にしてデコイ役となり敵を引き付けてる間に攻撃重視の味方に暴れてもらう等、。
4.実は連携感が半端ない
序盤はごり押しに任せて進むことが可能ですが、
後半になるにつれ上記の例の様な 連携感が肝になってきます。
やはり普通に敵が強く、
難しくなってきますが連携の考え方一つで急に戦闘が楽になることもしばしば、
この時の助け合ってる感が僕はとても熱くなりました。
もうPT内でのVCがもの凄いことになってます。
そしてそれなりに詰みそうになるステージをクリアした時の達成感も最高潮に達せました。
5.装備関係が充実していてかつ奥が深い。
装備は部位ごとにメイン6箇所、アクセサリー3箇所、近接武器2箇所、遠距離武器1箇所と豊富に用意されており、
基本的な武器防具の能力値に加え、
体力+30等の追加能力値が付加された物なども獲得でき、
序盤は「おおこれ良いじゃん」などと適当に装備していくのですが、
後半につれてスキル付き防具(部位別に同スキルの防具を装備することにより重複数によってスキル特有の能力値が強化されていく最大6個)の存在に気づき、
コレクター心をくすぐられ、
敵の武器防具ドロップがやっぱりわくてか状態に。
6.周回を重ねても飽きない
一週目ノーマルまたはイージーのみ、二週目に上難易度ヒロイック、三週目に最高難易度レジェンド
と順番に難易度がアンロックされます。
前にどなたかのレビューで二週目難易度ヒロイックに上がった瞬間段違い的に難しくなったとありましたが、
実際にその通りです。
ですが一週目の経験での、良い感じの装備、スキルの組み合わせ、連携を生かすことにより、
四苦八苦しながらフレンドとクリアしていく感じがまたたまりません。
そして装備も新しい能力、スキル付加が増え二週目といえど飽きを感じさせません。
一周8から12時間程度と短いかもしれませんが飽きない周回を重ねることにより、
最終的にかなり長いこと遊べたので良い感じだと思います、
逆に一周20から30時間かかるものなら僕は途中で挫折してました。
7.レベルの感じが調度良い
レベル上限は決して短くもなく長過ぎもしない。
三週目の最高難易度をクリアする頃にはMAX一歩手前程度で調度良い。
レベルの上昇速度が良い感じ、
戦闘を楽しんでる間に気づいたら上がってたなんてこともしばしば。
しかも、決してレベル依存のゲームではない所が良い、
協力プレイでの多少のレベル差があっても全く気にならないほど。
結局三週完走するまでにレベル上げなどは一度もしませんでした。
8.最終的に楽しい
ちなみに敵は終始固めです、ですが、三週目に入る頃にはプレイヤー自身がかなり理想系に強化されており、
高難易度にも関わらず逆に爽快感溢れたゲーム展開になったりもします(能力と装備の組み合わせ次第で雑魚的が一撃死するスキルを覚える等)。
これが本当しつこいですが、今までの苦行を乗り切った感と爽快感が合わさり逆に楽しいです。
その後も三種類いるキャラを変えて一から等、いくらでも遊べます。
9.実績厨としても良い感じ
元々実績厨の僕は全実績解除目的でかつみんなで遊べるという理由で買ったゲームでしたが、
予想外に面白く、実績も最終難易度クリアする頃には全解除されていたという気持ちの良いオチが待ってました。
★悪い点
1.オン環境と一緒に遊んでくれるフレとVCがほぼ必須
良い点を見て分かってもらえる通り、オンライン協力プレイがメインです。
オフもまあそこそこ(ノーマル一周くらい)遊べますが、
やはり連携感が凄いゲームなので高難易度で即ダウンとられるAIと一緒では連携もくそもありません。
2.やっぱりバグがある
やはりこの手のゲーム、そして海外発、しょうがないと言えばしょうがないでしょう。
プレイが進むにつれ色々と不祥事が起こりますが、
それすらも跳ね除けてくれる楽しさをこのゲームは持ってます。
ちゃんとした対応、パッチがあるかどうかで評価が変わる可能性もハッキリ言って否めません。
3.オフラインでは普通に詰む可能性がある
ステージの途中一部では完全に戻れなくなる部分があります(ボス直前等。
これは2chでも相当叩かれていましたが、オン環境があれば解決です。
オンのマッチングで他の強い方に参加してもらって進めてもらう、
勝手に進まれるのが嫌なら、他の方が立ててる部屋に入ってレベル上げ、強いアイテムを集める。
他の部屋に入ってる間はレベル、持ち物のデータのみ引継ぎ可能です、
ゲームの進行状況は変わらないのでキャラを強化してから自分のデータを進めると良いでしょう。
総合
この手のゲームが好きならばほぼ間違いなくハマると思います、
そうでない方も戦闘が面白いのでそれなりに当たりは楽しめるかと。
そして結局、協力系ゲームはみんなでやればなんやかんやで楽しい、
オフは諸々あって無理。といった感じですね。
この先追加DLCでマップや難易度、追加実績、
インフレ修正(上記の最高難易度での雑魚的一撃死等)等対応してくれれば☆は五つじゃ足りないと思います。
オン環境がない場合では☆3つもあれば良いと思われ。
レビュータイトルは一緒に5週プレイしたフレと話し合った結果です。
ZBrush 入門編(DVD付)
内容自体は特に理解できないというところはない。全くZbrushの機能を理解していない人が、Zbrushとは何か、それを使って何ができるのかを学ぶとっかかりとしては十分。ただし、写真がすべてモノクロなのはいただけない。なので評価は可もなく不可もなく、星3つです。
本書でカバーしきれていない内容に触れた「ZBrush キャラクタークリエーション - 高度なスカルプティングテクニック」も読んでおくとより一層Zbrushの理解が深まるので本書を買うつもりならそちらも購入した方がいいです。
EA BEST HITS ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
グラフィックは綺麗です。背景はどのステージも綿密に描き込まれており、プレイを大いに盛り上げてくれます。ただ登場人物があまり似ていません。しかも、ルックスで人気が高いレゴラスが能面のような顔というのは致命的でしょう。他がリアルなだけに惜しいです。操作性に関してですが、洋ゲーにありがちなレスポンスの悪さが気になります。難易度は確かに高いですが、最も難易度が低い「易しい」を選択し、初心者にも扱いやすいアラゴルンで一度全面クリアすれば(必ずアラゴルンである必要はありません)、それ以後1度クリアしたステージを自由に選択することができるようになり、経験値稼ぎが可能になりますので、扱いにくいレゴラス、ギムリでもクリアできると思います。最後に独断と偏見でスコアを…。
グラフィック:7/10
サウンド:7/10
操作性:6/10
システム:6/10
ストーリー:7/10
キャラクター:7/10
総合評価:6/10
新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)
映画「ロード・オブ・ザ・リング」3部作を視て、原作本に興味を持った方が多いと思います。懐に余裕がある方なら全巻大人買いして、慎重な方なら本巻を買って取り合えず読んでみる…。いずれにしても最初に読むのは本巻と言う事になります。その際ちょっとしたコツを知っておくと、挫折する可能性がおおいに減ると思われます。コツは2つあります。
コツ1:序章を読まずに第1章「待ちに待った誕生祝い」から読む。
ナゼかというと後から分かるのですが序章には大変なネタバレを含んでいる上、今はまだ知らない人物名、種族名、地理名が初心者を無視して洪水のように頭の中に流れ込んでくるので、大概の人はそこで頭がパンクします。何だつまらねえ、読むのはヤメ!…これを防ぐには序章を飛ばすのが1番です。序章は「王の帰還」を読み終えてから読みましょう。
コツ2:本巻を読む前に岩波から出版されている「ホビットの冒険」を読む。
コツ2はコツ1程重要ではありません。しかしビルボ・バギンズが如何なる経緯で指輪を発見したかが詳細に説明されているので「ホビットの冒険」を序章代わりに読むのがいいと思います。1点だけ注意すると「ホビットの冒険」は小学生にも分かるように平易な文章で書かれています。翻訳版もそれに合わせてひらがな主体の文章になっていて、大の大人が読むのは少々勇気が要ります。
それではおさらいです。
コツ1:「旅の仲間」の序章は飛ばす。
コツ2:「指輪物語」を読む前に「ホビットの冒険」を読んでおくと「指輪物語」本編の理解を助けます。
本レビューを読まれた方が指輪物語を全巻読破できる事をお祈りいたします。