きょう一日。 非常時を生き抜く究極の五木メソッド55
著書の中で何度も繰り返していわれているのは
養生は電力量と同じで貯蔵がきかない
また辛いことや義務でやるのは苦痛
怠け者でも面白ければやれる
そして一人一人体も心も違うから
自分に合ったやり方がいい
ということです。
そして分かりやすい挿絵入りの55のメソッド
メソッドなどという言い方にも著者は照れています。
でも 誰にでもできそうだし 楽そうです。
そして 目次の最初が
「明日なき時代を生き抜くために」です。
文中には 放射能との共生ということばもあります。
生き物はみな死のキャリア・・ほんとにそうですが
突然起こった見えないものへの恐怖の中にあっても
養生し体への尊厳の念をもつことの意味を
説いています。
分かりやすさを第一に考えた著書だと思われます。
でも著者の意図が深いところにあることがわかります。
ゴールデン☆ベスト 山崎ハコ
今年は山崎ハコの30周年だそうです。
実力のある歌手で、今でも数曲が頭の中に残っています。
歌が旨いではかたづけられない歌がそこにはあるように思います。
「暗い」というイメージで敬遠している方、一度聞いてみて下さい。
収録曲は以下の通りです。
(Disk1)
1.気分を変えて,2.サヨナラの鐘,3.幻想旅行,4.ララバイ横須賀
5.ジプシーローズ,6.港OUT,7.本牧750cc,8.ハーモニカ吹きの男
9.二日酔い,10.鍵とコイン,11.橋向こうの家,12.てっせん子守歌
13.望郷,14.さらば良き時代,15.うちと一緒に,16.友を送る歌
(Disk2)
1.祭りの女,2.一人静,3.一人の旅,4.光る夢,5.悲想,6.ロードレース
7.時は流れて,8.夢の川,9.着物,10.なわとび,11.夢色電車,12.空へ
13.桜(Live),14.舞扇(Live),15.私の幸せ(Live),16.硝子のピノキオ
坂の上の坂
一見、何のことが書かれているか分からない「タイトル」を見れば分かるように
よく構想を練られて作られた本です。
内容は、40代、50代の人に向けた生き方論です。
大手企業のサラリーマンからフリーに転身して生きる著者ならではの、充実した人生の
送り方が紹介されています。
特に面白かったか所は、組織の役職の考え方。年齢があがり、役職を持つと、自然と現場仕事から離れて
接待やら会議とかやらに時間を謀殺され、一人の人間としての力がつかない。だから、40、50代くらいになったら
早めに独立して自分だからこそできる仕事を持った方がいいという部分です。
たしかに、40、50代の人たちが価値的な仕事につけれない会社は、
部下から見ても上司を魅力に感じない組織でもあると思うので、ほろびていくと思う。
年齢が上に行っても、マネジメントだけでなく、常に現場の空気を読みながら仕事できる人間になりたいと思わせて
もらった本です。
親鸞(下) (講談社文庫)
今までの親鸞像とはかなり違った切り口で書いておられるようです。親鸞という人の生い立ちがよく分からないのですが、こういう視点から捉えられるとかなり史実はどうであったのか?分からなくなります。私の親鸞という方は信順を因となし擬謗を縁となして往かれた方だと思います。この後の越後流罪から八十九歳までの歩みを今後書いてほしいと思います。そこに信心の有り様を問うていかれた歩みをを五木氏はどう思われるのか?書いて欲しいと思います。私も五木氏も残りが少なくなってきており今をどう生きるかという問題を書いて欲しかったです。
青春の門-筑豊篇- DVD-BOX
今春、TBS系列で2夜連続で放送された作品のDVD化。過去に何度か映画化、ドラマ化された有名な作品である。今回は前・後編2部構成でドラマ化され、前半は信介の幼少時代、そして前半後半から後編は青年
時代が描かれてる。鈴木京香、佐藤浩市、緒形拳などベテラン俳優陣の中でもっとも光っていたのが若手の新星、石田卓也であろう。この作品が初出演作品だそうであるが、堂々とした演技でかつ、
信介のイメージにとても近い個性の役者でぜひ鑑賞の際、注目してほしい。この秋には映画「蝉しぐれ」の公開や来年には「夜のピクニック」の映画化に出演し、今年後半から2006年にかけて注目の若手俳優のひとりである。なお、今回、DVD化にあたり、新しく追加編集を施した「ディレクターズカットバージョン」で収録されている点も今から発売が楽しみである。