波止場 [DVD]
男達の殴られる痛みが伝わってきます。
物理的な痛さだけではなく、過酷な労働と搾取、出口の見えないマフィアの支配、
暴力の怖さと痛さがモノクロの画面からこれでもかと・・・。
社会派映画の真骨頂だと思います。
実話ですから当時の観客はもっと共感したろうな、と思います。
問題提議の明確な制作者、演技力のある(クセもある)俳優達が素晴らしい。
マーロン・ブランド、リー・J・コッブ、カール・マルデン、ロッド・スタイガー、
全員が映画界を支えた個性派名優です。
歴史に残る映画を選ぶとすれば5本の指に入る傑作だと思います。
フィッシング 釣り用 ライフジャケット WB-1005型 ターコイズ
ゆったり着れるのでかなり着込んでも大丈夫そう。
ベルトでも調節可能なので薄着でも安心してフィットできる。
色は好みがあるが、蛍光色なので釣り素人という印象を
与えてしまいそうな感じがした。グレーのほうがシックでよいかも。
若干、気になるのはベルトを絞めた場合、あまったベルトの
紐の収納に困ること。双方を縛ればいいかもしれないがそれ
だとダサいのでどうしたものか。その点で-1しました。
綺羅星波止場 (河出文庫―文芸コレクション)
短編集+αな構成。
開くなり宮沢賢治的な世界が広がり、
「ああ、この人は本当に宮沢賢治が好きなんだなあ。」
とひとしきり感心させられます。
が。
2つ目のお話からは彼女の独自世界が、おもちゃ箱をひっくり返したように展開するのです。
個性的な名前を持つ少年たちは、ここではないどこか別の国(別の時代?)のような空間で
奔放に冒険を楽しんでいて。
登場するのは、彼らの期待通りの紳士、つまり研究者や医師さながらに白衣をまとった丸眼鏡の男や、
意味ありげにこちらを見つめる猫達。
どこか懐かしいような、それでいて本当は有り得ない出来事がさらりと起こる世界。
後半の『銀色と黒蜜糖』は、作者本人も語るとおり、「のばら」の制作過程に生まれた亜種(番外編)だとか。
本編より若干現実味のある空気感で、また一味違う流れを楽しめそうです。
人生解毒波止場
中学の頃に読んだものの内容に影響されそうで売り払ったような・・・
村崎百朗さんの著書共々親に捨てられたのか?
サイコパス?電波?さまざまな名で呼ばれる社会不適合者が次々登場。
やつらが恒星の如く弱く小さな周囲の星をひきつけ支配下に置くようすを御覧ください。リリーフランキーもそのような趣旨の発言をしてましたが。
斬新過ぎる本書の内容にいまや時代は完璧に追いついたような気もします。
つか、大学入ってからできた友人がこれ系の人をひきつける強力な磁場を作っているのが気がかりです・・・。
波止場 コレクターズ・エディション [DVD]
主役はその日暮らしの港湾労働者たち。彼らを仕切るのは自分たちの組合ではなく、ギャング組織の暴力だった。啓蒙活動する牧師。波止場で働くテリー。テリーの兄弟の組員。恐怖で日雇い労働者を仕切る組長。兄をギャングに殺されたヒロイン。マジメの上にマジメがつくような映画だが、いまのエンタメ作品にはない異質さが新鮮な感動を呼ぶ。