REIDEEN Original Soundtrack-Dream Orchestra-
TVアニメの音楽とは思えない、荘厳なサウンドに酔いしれました!
楽曲の完成度が非常に高く、何度聴いても新たな発見があります。
大音量で聞きたい作品ですね!!
超合金魂 GX-41S 勇者ライディーン DXフェードインセット
マジンガーシリーズとは異なる元祖変形シリーズ第一弾がようやく超合金魂化です。これこそ何時出るか何時出るか・・と待ち望んでました。ライディーンという名のロボットは幾つか有りますがオリジナルのデザインを超えたものはないでしょう。文句無く格好いいです。DX版は神面岩と素体ライディーンがセットで廉価版がメッキなところをアニメ版に準じてホワイト仕上げだそうですが自分にはこちらのほうがグッと来るものが有ります。友人は廉価版のメッキ仕様の方が昔の超合金をリスベクトしていて良いといって敢えてそちらを買うそうですが、自分はマジンガー格納庫以来の格納スペース同梱のDX版を選びます。場所の確保がかなり大変そうですがね。
追伸 う〜ん・・出来は良いです。でも製造元が『魂』というならそうなんでしょうが、自分には、ただのアクションフィギュアに見えました。はっきり言って今回のは非常に軽いです。
プラ成分が80%と言ったところでしょうか?せめて足全体は合金にして欲しかったな。ゴッドバード時に足が下がるからでしょうか?で、腰が無駄にポキポキ動きます。ポーズを取らせるのが、関節が少し渋いのも相まって立たせるのもちょっと苦労しました。 立たせておくと格好良いんですがねえぇ。
マスクが口が動く物と固定の2種類有りますが頭部にマスクを嵌めるのに真っ直ぐ入らず、しかも口が動く方はアゴが簡単に外れてしまい装着を諦めて固定式を選択しました。
アゴの件でも言いましたがゴッドブロックやゴーガンも嵌めてる最中に外れてしまい、ブラブラです。こんなにはめ込みの甘い製品は魂シリーズでは自分は初めてです。
フェードインセットの一番のウリである神面岩は、出して動かしたら「これはプライズ物か?!」と思いましたね。まぁコレクタですから満足はしてますがピンで出したら1000円くらいかなぁ。文句ばかり言いましたが、待ちに待ってたライディーンですから過剰な期待をしてしまったのかもしれません。でも棚に収まってコンVやボルテスなどと並んでるライディーンを見ると、やはりフォルムの良さは表現されており満足度はそんなに減ってません。
でもバンダイさんには、使い切れないOPパーツをこれでもか!と付けて挙句に本体にしわ寄せが行くような事はやめて欲しいですね。
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
事件が小学6年生の時に起きた。
1つ上の従兄弟が、家の泊まりにきて、夕飯をとり、寝る時間に母親が、
「あんた達、そろそろ静かに寝なさいよ!」といわれ、部屋に行き布団に入った時に、
従兄弟がおもむろにカバンの中から、1つのカセットテープを取り出した。
「これ、聞かない?」
これから寝る時に音楽を聴く??
親に叱られるのではないか??
そんな思いをよぎらせながら、カセットテープにスイッチオン!!
そこに流れ出して来たのは、演奏ではなく、ロボットの声で
「ト・キ・ヨ、、、、ト・キ・ヨ」
そして、演奏が流れ出すと、ピュン、ピュン、チュン、チュンと
不思議な機械音。
「なんじゃこりゃぁ〜!!!!」
びっくりして、従兄弟に質問をする
「これは、なぁに?」
すると、
「これは、テクノっていう音楽さ」
「何人のグループ??日本人なの??」
「フッ」
彼はそんな事も知らないのかとでも言いたげな、軽いため息をついた後、
語り出したが、今思うと彼の知っている情報も、
自分と同じ位しか解っていなかったみたいだ。
「このグループは、3 人の時もあれば、5人の時もある。人数は決まっていない、
今までとはちがう新しいスタイルなんだよ」
(後で知ったのだが、正式メンバーは3人である)
「へぇ〜、日本人なの??」
「いや、顔は日本人っぽいが、ジャケットをよ〜く見てごらん。
服が赤いの人民服を着ているので、中国かもしれない。
でも、歌詞は英語なので、明らかに日本人ではないんだ」
(これも後で知ったのだが、明らかに日本人である)
「へぇ〜、この不思議な音はなんていう楽器なの??」
「これは、シンセサイザーという機械の楽器なんだ。
機械で色々な音を作れるので、シンセサイザーで出せない音はないんだよ!!」
ス、スゴイ!
きっぱり、言い切ったのである。
「スゴイね。さっきのロボットの声も、そのシンセサイザーで作っているの??」
それを聞いたとたん、彼の顔色が急に変わり、
「それぐらい、自分で調べれよ!!」
怒られた.........。
先程の親に叱られるかも、という気持ちも重なり、
「わっ、わかった。」
そう言うと、慌てて布団にもぐりった。
そして、布団の中でワクワクしていた。
それから、数日後、シンセサイザーを探しに楽器屋にいった。
するとシンセサイザー・コーナーがあり、さわってみると、
ピュン、ピュン、チュン、チュン音が鳴る。
ワクワクした。
すると、自分が触っていた楽器の隣に、大学生風のおにーさんがきて、
キーボードにマイクがくっついている機械に向かい、
ヘッドフォンを付け、そして、なんとマイクに向かい
「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
「これだ!!例の機械は、これだなぁ〜、ナニナニ、ボコーダー??そういう名前の機械か。
よし、隣のにーちゃんが終わってからやってみよう」
そして、自分の番が来て、ヘッドフォンを付け、マイクに向かい、同じように
「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
ちょっとは、生の声より、音は変化しているものの、
あきらからにロボットの声ではない。色々付いているツマミをいじってみる。
もう一度「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
さらに遠のいて、肉声に近くなった。すぐに飽きて、
先程のピュン、ピュン、チュン、チュンの機械に戻る。
すると、違う人が来てまた、「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
首をかしげて帰っていく。
すると、また違う人が来て、「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
またもや首をかしげて帰っていく。
「ははぁ〜ん、これは、使いこなすのが難しいんだな。よし、買って家でゆっくり覚えよう」
そう思い値段をみると、
295,000円。
値がはっている事は分かっているが、小学生の自分には、いまいち解っていなく、
楽器屋からカタログを貰ってきました。
それから新聞配達を始め、夜自分の部屋で電卓片手に何ヶ月したら、買えるのか計算して、
ため息をついたのを覚えています。
そんな思い出深く、懐かしいYMOですが、
今も色あせる事なくよく聞きます。
ちなみにボコーダーは、買っていません。
そして今でも欲しいです。
勇者ライディーン DVDメモリアルBOX(2)
勇者ライディーンの作品としてのアピールといえば、
「オカルト路線」とか「スマートなロボットのフォルム」や
「美形悪役の先駆け」などであるが、
私はこの作品にはもう一つ、重大なポイントがあると思う。
それは「ライディーンの壊されっぷり」だ。
例えば、他のロボット物―マジンガーZやガンダムは、
最終回など特別な時を除けば壊れることはほとんど無かった。
しかしライディーンは違う。敵の攻撃で体を穴だらけにされたり、
腕や足をちょん切られたりと容赦なく破壊される。
これは設定として、ライディーンのダメージは自然に修復されるせいも
あるのだろうが、それにしても毎回のようにボロボロにされている。
このDVD-BOXで、そんな受難者ライディーンの壊されっぷりを
よく観察するのも一興かと思います。
ゴッドバード① (CR COMICS)
本書、「ゴッドバード」著者 長谷川裕一氏はコミカライズ作家としても名高く、オリジナル版以上に愛された「飛べ!イサミ」のような傑作も執筆しているが特に氏の活躍目覚しいのは「ロボットアニメ」のジャンルである、なにしろ「鉄人28号」「マジンガーZ」「ガンダム」という日本のロボットアニメの最重要作品群にコミカライズ作家としてかかわり、他にも「コンバトラーV」や「ダンクーガ」等、歴史に名を残す傑作郡にも健筆をふるった、
そんな氏の作品の特徴は幼げでいてエロテックな少年少女とあまりにも正統派で王道のストーリィ展開にある、本作「ゴッドバード」にもその氏の特色たる精力的なエロスが溢れ、かつて子供としてロボットアニメを見ていた35年前の男の子達の妄想をそのまま描き出したような荒削りな画面には氏の内的宇宙の爆発を感じる、荒々しさは氏の魅力であると共に欠点でもあり、本作も漫画作品であると共に夢の絵コンテでもある、ロボットアニメ世代の妄想は本書を読む事によつて満足するのではなく、更なる展開を求めてしまう、いわゆる生殺し状態に陥る。
本作のヒロインたる少女とその友人達の描写には「プリキュア」シリーズの影響が色濃く、プリキュアの成人視聴層がかつてのロボットアニメ世代と重なることとあいまって、「この世代がアニメに何を求めているかの示唆」であるようにも取れる。
なんにしろこの「モヤッとした感情」を満足させる為には長谷川氏の一連の作品を原典の声優たちが存命のうちに、(残念ながら市川氏はじめ、他界された方々もいらっしゃるが、、、)アニメ化する以外に無い、業界の方々はいつまでも長谷川氏をロボットアニメ世代の男の子達の妄想の具現化のはけ口のような使い方に終始せず、本気でクリエイターとしての彼の資質を信じてアニメーション展開を目指すべきである。
本作を過去への執着の生み出した物という認識から、今を、そして未来を再び切り開く「スーパーロボット」の希望の力の体現作であるという認識に改めることが出来たなら、出版界、アニメ界に新たな風を送り込むことが出来るのだ。