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西東栄一 ランキング!
題名こそ「エレンディラ」だが、メインディッシュが「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」だとは、決め付けられません。それくらい面白い、奇抜な7つのへんてこな物語。
文庫本であまり分厚くはありませんが、読み応えは保証いたします。ガルシア=マルケスが初めて、という方にも、既に「族長の秋」を読まれている方にも、本書が初めてだったら、手にとってみてください。このお値段ですからね。
舞台はおおよそがラテンアメリカ。奇妙きてれつな描写の数々。本書はちくま文庫ですが、もう一冊ちくま文庫に(現在入手できるかどうかはわかりませんが)「幸福な無名時代」というガルシア=マルケスの「私が無名で幸せだったころ」、要するに雑誌記者時代の出来事を綴った本があります。そちらも平行してお読みいただくといいでしょう。
というのも、翻訳者もあとがきで書いていることなのですが、本書にある珍妙な描写は、決してウソイツワリとは一概には決め付けられないのでは・・・ということは、「幸福な〜」を読んでみるとわかることなのです。若き日のガブリエル・ガルシア=マルケスの体験が本書やいわゆる「マコンドもの」にも生きているということですね。
繰り返しますが、読み応えは保証いたします。初心者の方にもお勧めできます。いい読書ができますよ。
エレンディラ (ちくま文庫) 関連情報
ますます面白くなってきた3巻。
衛星軌道上に浮かぶ衛星兵器の破壊に向かうプロセスが楽しい。
老兵が悩める若い兵士を諭すシーンや、なめられがちだった上司が実は物凄い強いとかの、オーソドックスな話法も
『あぁ、これがなきゃね』
という感じにしてくれる。
人間サイズと巨大ロボが、ほぼ互角の戦いをするのはちょっと無理感?
このマンガ作者、巨大感を出すのに見開きをとても効果的に使うので好感が持てる。
意味の無い見開きほど見苦しい物は無い。
余談だが、『アイ・キャン・ノット・スピーク・イングリッシュ!』は爆笑。
各巻に必ず爆笑ポイントが入ってるのもイイですね
鉄のラインバレル 3 (チャンピオンREDコミックス) 関連情報
日本に存在した偉大な監督のインタビュー集です。
第三者の批評本じゃなく、本人の肉声が聞けるのが大変貴重です。
監督に失礼ですが、工藤栄一監督って随分古くからいろんな作品を作ってこられたのですね。しかも古今の素晴らしい役者たちが出演しています。
読んでいて興奮させられること間違いなしです。
古い作品や多くのテレビ作品も見たくなりました。
光と影―映画監督工藤栄一 関連情報
予言者みんなに言えることだけど、予言ができるなら、過去のことを知ることはできないのか?未来も知りたいけど、知りたい過去も一杯あるよ。やっぱり都合のいい予言しかしてないと、思うんだよね。予言者と言えるかどうか、?が残る。 ジュセリーノ未来予知ノート 関連情報
古道―古代日本人がたどったかもしかみちをさぐる (講談社学術文庫)
縄文期から古墳時代
考古学的成果から神話、記紀・風土記まで
あらゆる角度から、古道周辺の文化を描き出す
学術論文ではなく、わくわくしながら読み進む浪漫紀行と呼びたくなる名著である
古道―古代日本人がたどったかもしかみちをさぐる (講談社学術文庫) 関連情報