現場の
潜水艦乗りと米ソの政治家の動きがつぶさに見えるリ
アリティがすごい。小説ではあるものの、当事者に綿密にインタービューを行って書かれているので、ソ連ミサイル原潜K-219の事故前後に関するドキュメンタリーのように読めます。それでいて手に汗握るサスペンスとしても大いに楽しめる。翻訳の質が素晴らしい。
内容については文句ありません。
3枚のソロ・アルバムの中で一番コマーシャルな出来で
最初に買う一枚でしたらこれをおススメします。
だだ監修の金澤氏もブログで認めているように音質に問題があります。
タイトル曲の途中から急に音がこもります。
金澤氏のブログによると
「このアルバムはマスター・テープの保存状態が悪く、かなり苦労して
修正しながらココまで
仕上げたそうです。
普通のオーディオなら気にならないレベルということで、ご了解を頂戴できれば。」
ということらしいですが音にそんなに神経質ではない私が1万数千円のポータブルCD
プレイヤーで聴いても問題の部分ははっきり分かります。
これは明らかな不具合ですのではっきりとパッケージに明記しておくべきだと思います。
ちなみにベスト盤にも本アルバムからこの曲のみ選ばれていません。
それにはこのような事情があったからなのでしょうか。