10年待ちました。再販を心待ちにしていた方も多いと思います。外見だけにとらわれて人を判断してはいけない事。そして、自らが愛さなければ、人には愛さなれない事。等々、たくさんのメッセージが込められた作品です。素敵な映像や楽しいミュージカルも魅力的です。初めて美女と野獣を見た時は高校生でしたが、今は1児の母になりました。我が子にも見せてあげたい大切な作品です。
殺伐とした時代だからこそ、みなさんに見て頂きたい作品です。

寒くなって愛用しているが、意外と両足を入れるのが難しい。もう少し工夫の余地はあるのではないか。

映画公開時には普段アメコミを扱わない近所の本屋にも翻訳本が置いてあるほどのちょっとしたブームだったスポーン。
ブームが終わった後も04年くらいまではPS2でゲームが発売、格ゲーのゲストキャラに選ばれたり、原作者もアニマトリックスの映像特典に出演したり、記念ホームランボールを高額落札したりと日本からでもそれなりに動きが見えたのですが、それ以降は日本ではパタリと情報が出なくなってしまいました。
そのような状況が続く中ではブルーレイの発売自体が久々の日本でのスポーンの活動といった感じです。

しかし、原作に人気復活的な動きのないまま発売されたこのブルーレイはやはり特別力をいれて作っている感じはしないですね。
画質はDVDより良いですが、他のブルーレイ作品や製作年を考慮すればもっと良くできたような気が…。
メニュー画面のアイコンは安っぽいし、ディスク印刷も黒地にタイトルだけって…。ジャケ絵くらい印刷してくれてもいいじゃないですか。
あとタイトルにディレクターズカットと入っていますがこれって結局ビデオ版のことですかね？特に収録時間も増えてないし、シーンの順番が違うとかもなさそうですし。

まあ文句ばかり書きましたが、やはり今見てもスポーンの衣装やアクションはカッコいいですね。
確かにCG技術に時代を感じる部分もあるのですがセンスが自分のツボなので許せますし、ストーリーも収録時間と序章ということを考慮すればうまくまとめている方だと思います。
しかし映像面を許せるといってもこの作品をあと2〜3年遅く作っていればCGや撮影技術面でかなり改善されていたような気がするで、製作時期を誤った作品かも知れません。
今の映像技術なら映画にしろ、アニメにしろかなり良いスポーン作品が出来そうなのですが最近では本国でも原作人気が振るわず、どうも企画はあるけど資金が集まらない様子。
スポーンが一次のブームもので歴史に埋もれるのは残念なのでマクファーレン氏がホームランボール売り払ってでも映画なり、アニメなり製作して欲しいところですが…。