特にDisneyアニメーションシリーズの続編は、オリジナルに比べるとどうしても手抜きというか、見る側としても大満足させられることは少ないですが、さすがにすごいヒット作だったLion Kingの続編は力の入れようが違うなという印象を受けました。映像も美しく、ストーリーも凝っていて大人も子供も一緒に楽しめる作品です。使われている音楽も良いですし、オリジナル作品に出ていたキャラクターがそのままたくさん出てくるので、あの後どうなったのだろうと疑問に思っている方はぜひ見てみて下さい☆
いわずと知れたキングクリムゾンのロバートフリップ御大のソロアルバムですが、ゲストボーカル陣の素晴らしさが際立っています。
ダリル・ホールの歌うノース・スターの静かに波打つ叙情性、テリー・ローチェの歌うMaryのきらきらした美しさ、ピーター・ハミルが狂気を剥き出しにするDisengage、そしてピーター・ガブリエルの歌うHere Comes the Flood…なんと感動的なのでしょう。ピーター・ハミルとテリー・ローチェのデュエットで聴かせる、I May Not Have Had Enough Of Me But I've Had Enough Of You も動から静への変化の妙が冴える名演です(個人的には、ピーター・ハミルさんのボーカルは、ヴァンダーグラフの代表作の数々よりも(ワンダーリングは別)このアルバム収録曲の方が心を惹かれます。『フールズ・メイト』にもフリップ翁は参加されていたが、二人の相性はいい気がします。ハミルさんはクリムゾンで歌っても面白かったかもしれませんね)。
そして、クリムゾン的世界が炸裂するインスト、Breathless! Tony Levin(Bass)、Narada Michael Walden(Drums)のリズム隊の強力なこと! フリパトロニクスがピロー、ピローといっているソロ作品とは違います。クリムゾン・ファンはぜひ聴くべきです。
なお、付録的に付いているThird Editionでは、ハミル、ローチェのボーカル曲を、
ダリル・ホールが歌ったバージョンが聴けます。ぜひ聴きくらべてみてください。