中国の美しい自然と人々の生活風景、そこに谷村さんの温かい歌声が流れ...感動しました。毎日の慌しい生活のリズムに埋もれつつも、心がほっとする瞬間はこういう音楽と映像と出会った時ですね。ありがとう。中国大陸から明日へのエネルギーをいただきました。谷村新司は亜細亜一のシンガーです。
本の方はまあいいんですが、DVDはちょっと中途半端ですかね。
歌の場面は過去のDVDとカブる曲が何曲かあるし、コントの方もそんなにいい場面じゃないので、若干フラストレーションが溜まります。
特に
西田敏行さんのコントは必要ですかねぇ。
あれは西田さんのコーナーなので、キャンディーズの魅力が出ているとはあまり思えません。
それぐらいなら、「悪ガキ一家の鬼かあちゃん」をもっと入れて欲しかった。
特に、「世界のキャンディ〜ズ」が1つも入ってないのは理解に苦しみます。
当時、ブロマイドを買った記憶はほとんどない。可愛いという事実は不変だが、何か表情が不自然に感じるものが多かったからだと思う。マルベル堂といえば例のポーズ、しかしながら、やはりアイドルは表情が命であろう。とは言え、「暑中お見舞い申し上げます」(1977年)のカットは個人的には粒揃いであると思う。リアルにキャンディーズを体験した方には思い出のアルバムとして、新しいファンの方には資料としての価値があるのではないだろうか。ポスター封入の袋を開けるか否か悩んだが、後日開封!中身は待望の「暑中お見舞い申し上げます」のカットであった。折り目がなければパネルにして飾りたいところだが実に残念である。ちなみに、裏面は「微笑がえし」(モノクロ)のカットであった。
☆サンヨーTV ブラックシャーシ('76お正月編。以下、「ククレ」以外すべて30秒)
☆森永チョコぼうし(「恋のあやつり人形」の振り付けを思い出す…)
☆サンヨーTV ズバコン・ブラックシャーシ(アン
タッチャブル編。「ズバコン」とはリモコンの名前。ボタンを押すと、チャンネルがガチャガチャ動く!)
☆キスミーコスメチック(リップクリーム3色)
☆森永ラブチャットチョコ(バレンタイン編)
☆サンヨーエアコン ひえひえ(撮影スタジオでこの格好ってのは、ほとんどセクハラ……。)
☆バンダイ キャンディーズ フラッシュマイク(ライブ形式。MMPとファンも撮影に参加)
☆TDKカセットテープ(「いい音」編。スーの
トランペット)
☆ハウスククレカレー('77お正月「おせちもいいけど」。これだけ15秒)
☆広島ナタリー(74年。ゴムボート編。初々しい!)
という、実に貴重な、キャンディーズファンの間で長年渇望されていた映像の数々が、このA4変型(大きめの映画パンフと同じくらい)サイズのムックであっけなく手に入ることになったわけで(もちろん、
スタッフ各位の尽力には大感謝!)、なんだかもう、この感動は言葉にならないですな。
本誌そのものはキャンディーズオンリーというわけではなく、70年代アイドル事情をおおまかに俯瞰するような、わりとうまくバランスをとったしっかりした編集で、全体にみても、表紙イラストを描いている江口寿史氏の85年、ヤンマガに掲載された短編『マークll 』のカラーページ込みでの再録など、みどころ・読みどころが意外に多い。キャンディーズのほか麻丘めぐみ、桜田淳子、木之内みどり、そして山口百恵のシングル・ディスコグラフィー(カラー。ジャケ写つき)も掲載。
多くの方がDeep Purpleからの根強いファンなのでしょう。私はBlackmore's Nightからのファンです。Deep Purpleは2〜3曲程度しか知りません。そういうファンもいるのですよ。もっとも、これからRichieのルーツを旅するためにDeep-も聴いてみようと思っていますが。長年のファンの方の中にはBNに納得できない面もあるようですが、私はBNで幸せになれます。一昨年の日本公演でキャンディが「ロマンティックな夜を過ごしましょう」と言ってQueen for a Dayを歌ったのですが、その時「ロマンティックというのはこういうことなんだ!」と実感しました。このDVDもロマンティックです。楽しく、暖かく、そして中世ヨーロッパの旅をさせてくれる、とても素晴らしい作品です。百万ドルの夜景よりも雲の切れ間から覘いた月明かりがロマンティックと思う人なら安い買い物です。