大好きな作家・村野守美さん。それなのに、読み方が「もりび」だなんて、今回初めて知りました。
なんてことはさておき、やっぱり上手い! まるで映画を見ているような動きのあるカメラワークで
ぐんぐん物語に引き込まれてしまいます。文句ばっかり言っている頑固なご家老も、融通の利かない
たんす職人も、気がつけば大好きになっていました。
50ページで1話完結、全5話収録で、読み応えありました!
帯で
西田敏行さんが(これまた大好きな役者さん)「役者もこうありたい」と書いてらっしゃいますが、
私も仕事をする一人として、見習いたいところがたくさんありました。
読んでよかった。感動して背筋がしゃんとする漫画です。